手作りクレンジングで肌に優しく!オリジナルクレンジングの作り方とは?
はじめに
毎日メイクをオフするときに、皆さまはどのようなクレンジングを使っていますか?
さまざまなクレンジングがありますが、実はクレンジングは手作りできるとご存じでしょうか。
今回は、クレンジングの中でも、愛用されている方の多い、オイルクレンジングのレシピをご紹介いたします。
自分の肌に合ったクレンジングを手作りすることで、肌に優しくメイクをオフすることができ、その後のスキンケアの浸透率も格段によくなります。
クレンジングの種類
レシピをご紹介する前に、クレンジングにはどれくらいの種類があるのか、ご紹介いたします。
ご自身の肌質に合わせてお選びください。
オイルクレンジング
クレンジングの中でも比較的に洗浄力が高いのがオイルクレンジングです。
オイルクレンジングは、すすぐ前にオイルとお水を混ぜてしっかり乳化させてあげることが必須です。
【洗浄力】
★★★★★
【おすすめの方】
・しっかりメイクされる方
・オイリー肌の方
リキッドクレンジング
水分をベースに作られたクレンジングなので、さらっとした使い心地のクレンジングです。
使い方は、オイルクレンジングと同様に、しっかり乳化させてください。
オイルフリーのものをつかっていただけると、まつエクをしている方でも使えるクレンジングになります。
【洗浄力】
★★★★★
【おすすめの方】
・しっかりメイクされる方
・まつエクをしている方
水クレンジング
水クレンジングとリキッドクレンジングは両方似ていますが、水クレンジングは洗い流しや洗顔も不要な、とっても便利なアイテムになります。
使い方は、コットンにたっぷり含ませてふき取るだけと、手軽にクレンジングができることで愛用者も急増中です。
化粧水の代わりになるようなものもありますので、そのようなタイプの水クレンジングは、より時短としてお使いいただけます。
【洗浄力】
★★★☆☆
【おすすめの方】
・全般(コットンの摩擦が気になる方はお控えください)
ジェルクレンジング
ジェルクレンジングは、他のクレンジングとは違った使用感が特徴的です。
オイルでは洗浄力が強く、クリームはべたつきが苦手という方にお勧めのクレンジングです。
【洗浄力】
★★★☆☆
【おすすめの方】
・摩擦を抑えて、優しくメイクを落とされたい方。
クレンジングバーム
バームはメイクをするっと落とし、潤いを残しつつ洗い上げることができる、肌負担の少ないクレンジングです。
とろけるような使い心地で、肌が乾燥しにくいところもポイントです。
【洗浄力】
★★★★☆
【おすすめの方】
・肌にうるおいを残したまま、しっかりメイクをおとされたい方
ミルククレンジング
比較的肌に優しいものが多く、冬の乾燥の季節などに特におすすめのアイテムです。
水分ベースでさらっとしていますが、洗い上りはしっとりとした使い心地が特徴です。
【洗浄力】
★★★☆☆
【おすすめの方】
・乾燥肌の方
・肌に負担をかけずにクレンジングをされたい方
クレンジングクリーム
クレンジングの中でも、一番肌に負担がなく優しいと言われているアイテムです。
肌状態がよくない時や、荒れているときでも使いやすい使用感になっています。
クリームがしっとりと肌を包み込み、洗い上りはしっとりもっちりとした肌にしてくれます。
【洗浄力】
★★☆☆☆
【おすすめの方】
・乾燥肌・敏感肌の方
・肌に負担をかけずにクレンジングをされたい方
手作りクレンジングのレシピ
今回ご紹介するクレンジングはオイルクレンジングになります。
【用意するもの】
・キャリアオイル(植物油) 5ml
・エッセンシャルオイル(精油) 1滴
・ポリソルベート80 5ml
こちらを用意するだけで手作りのクレンジングは作れます。
【作り方】
作り方はとっても簡単です。
キャリアオイルをポンプなどの容器に入れ、エッセンシャルオイルとポリソルベート80を加えてよく混ぜあわせたら完成です。
ポリソルベート80とは、水に溶けないオイルを乳化させる液体乳化剤です。
混ぜ合わせるだけで乳化するので、簡単に水に流せるクレンジングオイルを作ることができます。
手づくりクレンジングはその都度作る方が良いですが、1回ずつ作るのは少し面倒くさいという場合は、ある程度まとめて作っても大丈夫です。
例えば、キャリアオイル50ml+エッセンシャルオイル10滴というように分量をアレンジしてみてくださいね。
保存する場合は、清潔なガラス瓶に入れて、暗所に保管しましょう。または、遮光できる瓶を使ってください。
キャリアオイルの種類
・オリーブオイル
リノール酸やオレイン酸が主成分のオリーブオイルは、医療や美容にもよく使われるオイルです。
保湿効果があるので、お肌が乾燥しがちな方にぴったりです。
クレンジング効果も高く、メイクをしっかりとオフすることができます。
・ココナッツオイル
ココナッツオイルに含まれているビタミンEやラウリン酸には、美肌効果があるので、エイジングケア・ニキビケアにぴったりです。
保湿もしっかりでき、ココナッツのいい香りも魅力的です。
・ホホバオイル
ホホバオイルに入っているワックスエステルという成分は、私たちの皮膚にも含まれている成分です。
だからこそ、より肌に優しいクレンジングができますし、バリア効果や保湿力もあるので、さまざまなスキンケアに応用されています。
・スイートアーモンドオイル
オリーブオイルと同じく、主成分がリノール酸やオレイン酸のスイートアーモンドオイルには、ビタミンEも豊富に含まれています。
美肌効果や保湿効果、抗炎症作用など、お肌にとってうれしい効果が期待できます。
ただし、アレルギーのある人は使用しないようにしてください。
・マカダミアナッツオイル
こちらもナッツ系のオイルになり、オレイン酸、パルミトレイン酸が主成分となっています。
これらの成分は、人間の皮脂の構造に似ているので、肌にスッとなじんでくれるのです。
こちらのオイルには、保湿効果やアンチエイジング効果があり、しわやタルミが気になってきた方にもおすすめです。
余計なものが含まれていない100%天然のキャリアオイルを選ぶようにしましょう。
エッセンシャルオイルの種類
エッセンシャルオイルにも多くの種類があります。
選ぶときは肌質に合ったものを選ぶといいでしょう。
【普通肌】ゼラニウム、ラベンダー、カモミール・ローマンなど
【乾燥肌】ローズオットー、ネロリ、カモミール・ローマンなど
【敏感肌】ネロリ、ラベンダーなど
【脂性肌】サイプレス、ローズマリー、イランイランなど
こちらを参考にして選んでみてはいかがでしょうか。
最後に
エッセンシャルオイルは、直接肌につけることは厳禁です。
好みのキャリアオイル×エッセンシャルオイルで、自分だけのオリジナルクレンジングオイルを作るのも楽しそうですね。