「肌の五月病」とは?ストレス肌への効果的なスキンケア!

「肌の五月病」とは?ストレス肌への効果的なスキンケア!

はじめに

体が感じるストレスは大きく、この時期に気持ちが落ち込むことを五月病と表現することは有名ですよね。

ただ、五月病の影響は気持ちだけでは終わりません。

実は、肌は外的要因の変化を直接感じているのです。

新年度が始まって約一ヶ月立ちましたが、なんだが最近肌の調子が良くないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

4月は、一般的に仕事や生活の疲れが出てきやすく、心身ともにストレスが溜まる季節です。

そして、その影響は時間差で、5月の肌に表れる事が多いのです。

空気は乾燥していないのに、なんだか肌が乾燥しているように感じたり、顔の皮が剥けてしまったりというトラブルを感じたことはありませんか?

それはもしかすると、肌の五月病ではないでしょうか。

今回は、5月に起こりやすい肌トラブルの原因と、その修復ケアについてご紹介します。


5月の肌トラブル

5月は皮脂の分泌が一気に増加する季節です。

実際、どういったトラブルが多いのかご存じでしょうか。

特に多いのが、吹き出物のトラブルです。

これは乾燥した空気と気温の上昇により、皮脂の分泌量が増え、ニキビの原因となる菌が繁殖しやすくなるためです。

肌のターンオーバーの乱れなども、吹き出物ができる原因のひとつです。

肌表面の層が厚くなっていることが多いので、毎日のクレンジングや洗顔を怠らず、しっかりしましょう。

洗顔料をよく泡立て、肌をこすらず、泡で包み込むようにして洗うのがポイントです。

また、肌の水分不足は皮脂の分泌を過剰にしてしまうので、入念な保湿も大切です。

肌に合ったスキンケアアイテムを使用し、潤いをプラスしてください。

体の内側からの水分補給も大切ですので、のどがかわいたと感じる前に、こまめに水分を摂りましょう。

そして気を付けていただきたいのが太陽光です。

この時期から段々日差しを感じますが、まだ真夏ではないからと油断して、つい日焼けをしてしまいがちです。

メラニンが過剰に生成されることにより、シミやそばかすができてしまったり、肌の奥のコラーゲンがダメージを受けてハリや弾力が低下してしまうなどのリスクがあります。

まだ4月だから、5月だからと、太陽光を甘く見てはいけませんね。

肌の五月病とは?

肌の五月病ですが、原因となるものは

・ストレス
・気温の上昇

が主になります。

人が心的疲労を感じている場合は、少なくとも身体的疲労も生じています。

心的疲労も身体的疲労も、どちらも同じく「ストレス」になります。

心的ストレスは気疲れや倦怠感として表れ、身体的ストレスは血管の収縮異常や免疫機能の低下につながります。

ストレスを感じている状況は肌の角層状態にも影響を及ぼしていて、潤い不足やバリア機能が低下して肌荒れが起こりやすくなってしまいます。

そうすると肌細胞の生まれ変わりが鈍くなり、結果として健康的な肌を保つことが難しくなってしまいます。

5月は角層が最も乱れやすい時季であり、紫外線量が9月並みに増える時季でもあります。

季節的な外的要因と、ストレスを感じ角層状態が乱れるという内的要因が重なることで、この時期の肌荒れが起こってしまいます。

こういった5~6月に現れる肌トラブルは、まさしく「肌の五月病」と言えるでしょう。

どういうケアが最適?

ストレスが原因だからストレスが無くなるまでは諦めるしかないと思っていませんか?

ストレスが原因の肌荒れも丁寧にケアしていくことが大切です。

朝晩のやさしい洗顔と丁寧な保湿ケアだけでも、肌の調子はアップします。

スキンケアは刺激の少ないものを選び、肌の水分と油分のバランスを整えることが大切です。

ここで注意するのは、しっかり保湿を怠らない事です。

冬と違い空気が乾燥していないので保湿は大丈夫だ、と手を抜いてしまう方が多いのですが、実は水分の蒸発は一年中絶えず起こっています。

むしろこの時期は、冬に比べて日の光の強さも増し、梅雨入り前は湿度が低く、知らず知らずのうちに肌が乾燥していることがあります。

冬以上に肌の水分が失われやすいといっても過言ではありません。

水分を逃さないようにするのが、肌荒れ改善の近道です。

また日焼け止めでの紫外線対策は必ず行ってください。

5月の紫外線予防に効果的なアイテムは「紫外線UV-AをカットするPA値が高いこと」「安心して使える紫外線吸収剤フリー処方であること」です。

日焼け止めクリームや、日傘などを使用し、しっかりとした対策が、肌荒れの予防につながります。

朝と夜で変える、スキンケア

外に出かけるための朝のケアと就寝中の肌の修復時間となる夜のケアとでは、内容を変えてみましょう。

朝は保湿効果のある下地や日焼け止めを重ねましょう。

ここで、しっかり効果の出る量を塗布することで、日中の紫外線をカットし、肌への刺激を減らすことができます。

夜は出来るだけ成分が低刺激で、肌のバリア機能修復を促せる化粧品を使うのがおすすめです。

肌が荒れているときは、摩擦が起きないように、こすらないようスキンケアをすることを心掛けてください。

さいごに

肌の五月病をのりこえるのには、新生活の疲れで溜まったストレスを丁寧にケアすることが必要です。

ゆっくり湯舟に使ったり、健康的で美味しい食事をいただいたりと、ストレスを分散する事から始め、丁寧なスキンケア、紫外線のカットを行いましょう。

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