日々、無意識に行っている呼吸ですが、この呼吸が肌と密接に関係しているのをご存じでしょうか。
大人の場合は1日に20,000~30,000回も呼吸をしているそうです。
普段意識することありませんが、鼻から大きく息を吸って、ゆっくり吐いてみてください。
少し気分が変わりませんか?
実は深呼吸にはリラックス効果や、美容効果があると言われています。
今回は、呼吸に隠された美容効果についてご紹介いたします。
「胸式呼吸」は、息を吸ったときに胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこむという動きをします。
普段何気なくしている呼吸は、胸式呼吸です。
横隔膜をあまり動かさずに呼吸を行うので、一度に吸える量はやや少なくなりますが、呼吸を素早く行えるというメリットがあるため、運動時や日常の活動時に適しています。
胸式呼吸の中でも「深呼吸」を行うと、美肌を目指せます。
「腹式呼吸」は、息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹がへこみますが、胸はあまり動きません。
腹式呼吸はリラックスしているときに自然に行っている呼吸ですが、起きて活動しているときはあまり見られません。
横隔膜を大きく動かすため、一般的な胸式呼吸よりも一度に吸う量が多くなります。
胸式よりも呼吸がゆっくりになるため、気持ちが落ち着いてリラックスしているときに適しています。
現代のストレス社会では、無意識に呼吸が浅くなってしまいます。
それに加え、ウィズマスクの今日は、マスクの影響で吸い込む酸素の量が下がって息苦しくなるので、これをカバーしようと呼吸回数が増え、呼吸が浅くなりがちです。
また、リモートワーク続きでパソコンに向かう時間が増え、首が前のめりになり猫背になりやすく、胸が圧迫され自然に呼吸が浅くなります。
脳への血流も悪くなりますので逆に集中力が低下し、浅い呼吸が続く事で自律神経の働きも悪くなり体調にも不調をきたします。
自律神経の乱れはホルモンバンスの乱れにもつながり、肌トラブルの原因とも直結します。
深呼吸によって身体の中の老廃物を吐き出して、身体の隅々まで新しい酸素を行き届けることで、細胞の修復や再生をサポートする成長ホルモンの分泌に繋がると言われています。
この成長ホルモンがたくさん分泌されることで、肌のターンオーバーが促進されて美肌に影響してくるのです。
また深呼吸の作用で自律神経が整い、内蔵の活性化が起こると「血行促進」に繋がり、肌の若返りにも直結します。
肌年齢が老けて見える原因は、シワやたるみ、肌のくすみが主な原因の2つですが、これは肌の冷えにあるとも言われています。
つまり、深呼吸をして血行促進をすることで、こうした冷えが原因となっているお肌の老け対策にも効果的であると言えます。
この時に意識していただきたいのが『1:2』の割合で、吐くのを2に対して吸うのを1の割合で行いましょう。
たくさん吐けば、たくさん酸素を吸うことができます。
大量に取り込まれた酸素は体中の栄養となり、お肌のターンオーバーの栄養にもなるので、美肌につながるのです。
簡単にできるのが、スキンケアをしながらの呼吸法です。
洗顔するときや、お肌に乳液をつけるとき、呼吸を止めて行っている方も多いのですが、この時に呼吸を意識するだけで肌への効果がグッと高まります。
深呼吸をする時のポイントは、“お腹”を意識して“鼻”から吸い、“ゆっくり”口から吐き出すことです。
こうすることで、細胞の隅々まで酸素が行き渡り血流もよくなるため、肌細胞も活性されます。
また、脳がリラックスし交感神経が優位になるので、睡眠の質も良くなります。
洗顔の時は、泡が鼻に入らないように口呼吸だけで大丈夫です。
肩の力を抜き、リラックスしてゆっくり行う事がポイントです。
呼吸を意識する事で、全身のエネルギーが漲りまずは身体が変わっていくのを実感できるはすです。
身体が変わる事で、肌も変わっていきます。
お腹を意識する腹式呼吸と、深呼吸を取り入れると、体幹も鍛えられ、肩こり、腰痛改善、姿勢矯正、ダイエットにも繋がると言われています。
洗顔時だけでなく、朝の起床時やお昼の休憩じかんにもたった3分取り入れるだけで、美しい素肌を目指すことが出来ます。
最近体が不調だと感じる方は、是非本日から習慣づけていきましょう。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>スーパーやコンビニで気軽に購入することができて、どこの家の冷蔵庫にも必ずと言っていいほどストックされている身近な食材です。
しかも、焼いたり、炒めたり、生でも使えたりと、さまざまな料理に活用できる、非常に優秀な食材となっています。
なぜその卵に、肌のうるおいをサポートする効果があるのでしょうか?
今回は卵の秘密について、ご紹介いたします。
同じ卵の中身なのに、「卵黄」と「卵白」では栄養価も変わってきます。
水分量でみてみると卵黄は48.2%に対して卵白は88.4%が水分、さらに脂質では卵黄が33.5%に対して卵白はゼロに近いのです。
つまり、カロリーとしては卵白のほうが卵黄よりも低いのです。
しかし、卵黄には鉄のほかに脂溶性のビタミンであるビタミンA、D、E、Kが多く含まれます。
ビタミンAは粘膜の潤いを守る働きが、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンEは血管の健康を保ち、ビタミンKは丈夫な骨づくりに欠かせない働きがあり、どれも健康美には欠かせない栄養素となっています。
また卵の黄身の黄色は、600種以上知られている天然色素のうちの一つ、ルテインという色素成分です。
抗酸化作用を持ち、主に眼の老化を防ぐ役割もあります。
日々体内で発生する活性酸素はお肌を老化させてしまします。
ルティンにはそれを防ぐ役割も持ち合わせているのです。
驚くことに、卵は調理方法によって吸収できる栄養素もかわってしまうのです。
・生卵
卵には、身体の代謝を促したり、疲労を回復するビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は熱に弱いため、加熱せずに生卵で食べたほうが効率よく摂取できるといえるでしょう。
しかし生の卵白には、皮膚や髪のダメージを回復させる「ビオチン」の吸収を阻害する「アビジン」が含まれています。
ビオチンが不足すると肌が荒れたり、白髪が増えたりする恐れがあるのです。
卵白を加熱すると、ビオチンを阻害する作用がなくなりますので、調理して食べることをおすすめします。
・半熟卵
卵白に火が通った半熟卵なら、アビジンの影響がなくなり、ビオチンを通常通りに吸収することができます。
また、半熟にすると体内への吸収率が96%になり、消化もよく栄養を十分に吸収できるため、風邪や体調不良時の栄養補給にも最適です。
日常的に摂取するのであれは、栄養素を多く含み、害になる要素の最も少ない半熟卵が最も向いていると言えます。
ビタミンB群の損失も、最低限に抑えることができま。
・完熟卵
完熟卵も卵白に完全に火が通っていますから、ビオチンの吸収を阻害しません。
また、卵黄にも火が通っているため、腹持ちが良くなり、雑菌の繁殖を抑えることもできます。
しかし、完熟卵はタンパク質が硬くなっているため、消化が悪いというデメリットがあります。
胃腸が弱っている時は、完熟卵を食べすぎないように注意しましょう。
卵のコレステロールを気にされていらっしゃる方も多いかと思いますが、食べ方や食べ合わせに気をつければ大丈夫です。
コレステロールはすべて悪者だと思われがちですが、実はこのコレステロール、細胞膜やホルモンの材料になったりと私たちの体にとって必要な役割をしています。
実は食物から摂ったコレステロールがそのまま血中のコレステロールとなるわけではありません。
コレステロールは、体内で合成できる脂質です。
主に肝臓で、必要に応じて作る量を増やしたり減らしたりしています。
不要なコレステロールは排泄もされます。
コレステロールが含まれているからといって、栄養価の高い卵を控えるなんてもったいない!
食物から作られるコレステロールは一部ですので、ぜひ食卓に取り入れてみましょう。
卵にはアミノ酸が豊富に含まれています。
人間の体の約20%を占めると言われるほどタンパク質は重要な存在ですが、そのタンパク質を作っているのが20種類のアミノ酸です。
その20種類の中には、人間の体内で合成できるアミノ酸と、合成できないアミノ酸があります。
合成できない9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれており、この必須アミノ酸を非常にバランスよく含んでいる食べ物が、卵なのです。
コラーゲンとアミノ酸は、一見すると全く別の成分ですが、実はコラーゲンはアミノ酸が集合してできた成分なのです。
コラーゲンはセラミドやヒアルロン酸と共に、肌のうるおいに欠かせない3大成分と呼ばれているほどです。
つまり、アミノ酸が豊富な卵を積極的に摂取すれば、コラーゲン量がアップして肌の保湿機能も向上するという関係にあります。
肌のダメージ回復や髪の生長は、成長ホルモンが分泌される22時から2時に活発になります。
つまり、夕飯に卵を食べて、22時前に眠ることが、卵の効果を最大限引き出すポイントです。
そこで摂取した「タンパク質」が美肌・美髪をつくってくれるのです。
また、卵と一緒に、良質な「タンパク質」と脂肪を摂取できる魚類と、ビタミンや食物繊維摂取できる野菜を食べることで、さらに嬉しい効果をもたらしてくれるでしょう。
卵は栄養価がとても高いですがビタミンCは含まれていませんので、野菜やフルーツなどと一緒に食べるとバランスがさらに良くなります。
卵はサイズが変わっても黄身の量は同じなので、Sサイズなど黄身の割合が多いものはすき焼きや玉子焼き、白身が多いLサイズはスフレなどふんわりさせたいときに良いでしょう。
おいしくて手軽に調理ができる卵ですが、食べ過ぎは体に良くないので1日約3個ほどを目安に、そして他の食材と合わせながらバランス良く食べるようにして下さい。
美容、健康それぞれをキープするためにも、ぜひ積極的に卵を食べてくださいね。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>マスクを外した顔を鏡で見た時に「顔色が冴えない」「前より暗い」と感じるのは、肌のくすみが増しているせいかもしれません。
くすみは肌の老化が進んでいるサインでもあり、肌の透明感をも奪う存在です。
これは1日に何回もマスクを着けたり外したり、という「新たな生活習慣」が、肌に今まで以上の負担をかけているといえるのではないでしょうか。
どうすれば色素沈着やシミを押さえられるのか、今回はそのヒントとなるアイディアをご紹介します。
シミやくすみのもととなるメラニン色素がつくられるのは、紫外線や摩擦などの外的刺激により、肌が炎症を起したときだけではありません。
精神的にストレスがかかったときも、メラニン色素はつくられます。
そもそも肌にできるシミやくすみは、さまざまな刺激から細胞を守るために色素細胞(メラノサイト)より過剰に分泌されたメラニン色素が、皮膚に沈着して起こります。
メラニン色素が増えるのは、体の防御反応なのです。
シミの元となるメラニン色素は表皮の奥に蓄積し、一定量に到達するとシミとなって表面化されます。
通常の肌状態であれば、メラニン色素が生成されたとしても、肌のターンオーバーとともに外に排出されるのですが、何らかの要因でメラニンの代謝サイクルが崩れた結果、メラニン色素が過剰に皮膚内に蓄積されてしまいます。
この蓄積のことを「色素沈着」といい、斑点のようになったものが「シミ」と呼ばれているものです。
ニキビ跡、間違ったスキンケアでのこすり過ぎ、料理中の油ハネ、痒い時に強くかいてしまう、肌荒れ時の炎症、メイクの時に力を入れすぎてしまうなど、日常の小さな刺激も積み重なるとシミの原因になります。
①UVカット不足
マスクで紫外線カットができると思われる方は多いのですが、UVカット機能がついていないマスクでは、充分な紫外線カットができていない場合があります。
「マスク焼け」している方はマスクで覆われていない部分が日焼けしているので、マスク部分は紫外線がカットできていると思いがちですが、それは紫外線量の違いであり、マスクで覆われている部分にも紫外線が届いている場合が多いのです。
紫外線を浴びると肌を守るためにメラニンが生成されます。
たくさん紫外線を浴びるだけ、メラニンが過剰に生成されて、シミができやすくなります。
マスクが当たる頬の部分のUVカットは念入りに、二回重ね付けしてください。
日焼け止めにプラスして、飲む日焼け止めサプリなどを取り入れると更に効果が期待できます。
②マスク摩擦シミ
マスクによる肌ダメージで真っ先に挙げられるのが、摩擦です。
1日の中でマスクを着け外しするシチュエーションを思い出してください。
外出前、外出先での飲食時、帰宅後、これに加え会話をする時にもマスク内で摩擦は生じています。
このように長時間のマスクの着脱は、私たちが気付かぬ間に肌をこすっている可能性があります。
また、サイズが合わないマスクを無理して着け、マスクのワイヤー部分がずれたり擦れたりしていませんか。
実はそのちょっとした摩擦が、肌に大きな影響を与えます。
マスクの着脱で摩擦を受けた肌は、紫外線を浴びた時と同じように、肌を守ろうとしてシミのもとになるメラニンをたくさん生成します。
ターンオーバーでメラニンがスムーズに排出できればよいのですが、何らかの原因でその排出が滞ってしまうと色素沈着を起こしてしまうので注意が必要です。
大切なのは、自分の顔の合ったサイズを選ぶことです。
大きめサイズから小さめサイズ、顔全体をすっぽり覆うもの、鼻や頬までしっかりフィットする立体的なもの、紐の長さが耳の後ろで調整できるものまで、様々なタイプのマスクが揃っています。
これまで、何となく選んでいたマスクを今一度見直してみましょう。
③ターンオーバーの乱れ
シミの原因、過剰なメラニンがきちんと排出されていればシミは気にならなくなります。
しかし角層が厚くなっていたり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れていたりするとこの排出がうまくいきません。
ザラつくときはターンオーバー不良なので角質ケアを取り入れ、お肌への刺激が少ないピーリング剤を使って、角質にアプローチしましょう。
古い角質はメラニンを含んでいるので、角質肥厚した肌はくすんで見えてしまうのです。
定期的にピーリングを行うと、不要な角質を取り去ることができ、肌もワントーンアップします。
年齢を重ねるとともに肌のターンオーバーの周期が遅くなるといわれていますが、ピーリングをすることで肌代謝が上がり、メラニンの排出を促してくれるのです。
④乾燥
マスクを着用することで肌は保湿されていると思っている人、意外に多いのではないでしょうか。
反対に、吐息の水蒸気で充満された状態で、肌の水分も必要以上に蒸発しやすくなり、乾燥しやすい肌質にさせてしまいます。
更に、マスクが接触するパーツは、皮脂が吸着されることで肌の油分が失われてしまう恐れもあるそう。
肌に荒れやニキビなどのトラブルが生じてない場合は、しっかりではなく適度な洗顔を行い、水分と油分をしっかりと補うことを心がけましょう。
肌を清潔に保つことを心掛け、水分と油分を与えながらバリア機能を高めること。いつにも増して、自身の肌をしっかり確認することも肝要です。
⑤クレンジング摩擦シミ
顔全体はライトなメイクでも、マスクでも見える目周りはしっかりメイクはかかせないという声をよく聞きます。
しかし、落とすことが大変だからといって目元のクレンジングが雑になると、摩擦やメイク残りでまぶたのくすみが進行します。
クレンジングはポイントリムーバーを活用し、事前にマスカラやアイシャドウをするっと落としておくと、その後のクレンジングであまり擦らずとも簡単にオフできます。
マスクによる色素沈着やシミは、昨年から始まったマスク生活の積み重ねがきっかけで時間をかけて起こってしまった肌トラブルともいえます。
暫くマスクは手放せない生活が続きますが、透明感のある明るい素肌を手に入れるために、身近なことからコツコツと工夫してみましょう。
マスクが触れている部分は洗顔時に擦らないように気をつけたり、シミケア化粧品の美容液などをプラスして塗ったりして、今から丁寧で入念なケアを心がけてくださいね。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>気づけばもう6月になり、ちょっと憂鬱な梅雨の季節がやってきます。
春から夏になるまでの季節の変わり目である梅雨時期は、肌の調子が不安定になりがちですね。
できれば肌荒れを回避したいものですが、どういった対策をすればいいのかが分からないという方も少なくないことでしょう。
肌にもたらす6月の環境(湿度・温度・紫外線)についてあなたはどれだけご存知ですか?
そこで今回、梅雨時期に起こる肌荒れの原因や対策をご紹介していきます。
梅雨の1番の特徴といえばジメジメとした高湿度が挙げられますが、これは肌荒れを引き起こす大きな原因といえます。
梅雨の時期は湿度が高くなり、肌がべた付きがちになります。
しかし、室内はエアコンなどで乾燥しているため、肌の内側は乾燥気味になってしまい、皮脂が分泌されます。
必要以上に皮脂が分泌される上に、高い湿度のせいで汗があまり蒸発できないので、その皮脂と汗が混じり合い、肌表面がべたべたとしてしまうのです。
肌にとって理想的である湿度は、約60~65%前後なので、梅雨の湿度80%のようにあまりに高くなりすぎてしまうと、肌の環境はかえって悪化してしまいます。
肌の環境が悪化すると雑菌が繁殖しやすくなって、肌の赤みやかゆみ、ニキビなどができやすくなってしまうため注意が必要です。
梅雨は雨や曇りの天気が多いため、紫外線対策に気を抜きやすいシーズンですが、じつは曇り空であっても紫外線は降り注いでおり、梅雨時期の紫外線量は真夏とほぼ同等といわれています。
日焼け止めを塗らずに、帽子やサングラスもなしで外出してしまうと、気が付かない間に紫外線によるダメージを受けてしまいます。
梅雨時期は紫外線量がとても多い時期なので、日焼けすることで肌が荒れてしまうこともあります。
梅雨とはいえ、雲の間から太陽が顔を出したり、朝からずっと晴れている日もあります。
ジメジメとした蒸し暑さは、体感的な不快感だけでなく気分までもが憂鬱になってしまうものです。
、過ごしにくさを少しでも緩和しようと、エアコンなどを使用して涼しく快適な空調にするという方も多いでしょう。
しかし、寒さを感じるほど部屋を冷やしすぎるのは肌にとって悪影響です。
体が冷えてしまうと血行不良に陥ってしまうため、肌のくすみやニキビなどのさまざまな肌荒れが起こりやすくなります。
この季節のスキンケアで注意したいのが、実は「潤い不足」です。
湿気や汗、皮脂によるベタつきを「肌が潤っている」と勘違いしやすいため、保湿が疎かになってしまう人が続出します。
保湿が十分で無いと肌の外側はベタベタ、内側は乾燥という「インナードライ」の状態になってしまいます。
肌が乾燥するとそれを自らで補おうとして、さらに皮脂が分泌されるので、かえってテカリやベタつきが起こりやすくなります。
インナードライが加速すれば、肌のごわつきや毛穴目立ち、小じわなどさまざまな肌悩みを招く原因となってしまうのです。
また、テカリやベタつきが気になると、それを抑えようとして1日に何度も洗顔をしたり、保湿ケアを控える方もいるかもしれませんが、これも逆効果です。
過度な洗顔は肌にとって必要な皮脂を奪ってしまうため、より肌の乾燥を加速させます。
ベタつきがちな肌でも保湿を怠れば、肌の水分量はどんどん低下し、乾燥肌を作り上げてしまいます。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>日に日に強くなる日差しに、紫外線や日焼けが気になりますね。毎日、日焼け対策は続けていらっしゃいますか。
日に焼けると肌が赤くなってしまうという敏感肌の人や、「日焼け止めはあまり使ない」とか、「予防対策は『できるだけ太陽の下に出ないこと』」という人も結構いるのではないでしょうか。
美肌を守るのは、日々のスキンケアや日焼け止めですが、そもそも美肌を作るのは、毎日の食事です。
紫外線対策は、体の内側から行うことも大切。
日々の食事で何を食べるかが、日焼けやシミを予防するうえで重要なのです。
旬のおいしい食材をたっぷり楽しみながら、夏もきれいになりましょう。
今回は、夏に是非食べておきたいおすすめの美肌食材を、その理由とともにご紹介します。
また、朝食べると日焼けやシミのリスクを高めてしまう食材もあるので、そちらについても解説します。
日焼け止めを塗るだけでなく、日々の食事でからだの内側からも紫外線対策をしておけば、日焼けのダメージを少なくすることができます。
では具体的に、日焼けのダメージを少なくするには、普段からどんな栄養素が必要なのでしょうか?
代表的なのが、「リコピン」と「ビタミンACE(エース)」です。
リコピンは、真っ赤に熟したトマトやプチトマトに多く含まれる抗酸化成分。
日焼けを防ぐ紫外線対策には、トマトやにんじんなど、赤い色をした食材がおすすめ。
赤やだいだい色の色素を作る栄養素には、強い抗酸化作用があるものが多いからです。
これにより、肌の老化や日焼け、シミなどを防ぐ働きが期待できます。ただ、赤い色をしていても、中にはソラレンを含んでいる食材もあるので、注意も必要。
では、具体的にどのような食材を食べればよいのか、ご紹介します。
食材の中には、ソラレンという光毒性物質を含んでいるものもあります。
ソラレンは、紫外線に対する感受性を高めるため、摂取した後に紫外線を浴びると、普段よりも強く紫外線に反応するようになり、肌に強いダメージが加わってしまいます。
ソラレンを摂取した状態で紫外線を浴びると、メラニンを多く生成してしまいます。
シミやくすみなどが発生しやすくなるため、十分に注意しましょう。
ソラレンを含む食材は、オレンジやレモンなどの柑橘類、セロリやパセリなどの香りが強いの野菜のほか、きゅうり、じゃがいも、いちじく、キウイフルーツなどです。
ソラレンは、食後2時間後から効果を発揮し、その後7時間は光毒性の効果が続くといわれています。
朝の9時に摂取した場合、日が沈むまでソラレンの効果が続いてしまうのです。
紫外線ダメージがから肌を守るためにも、紫外線対策には、これらの食材は朝ではなく、夜に食べるのがおすすめです。
お肌を健やかに保つために有効とされるビタミントリオ、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは3つ揃ってビタミンACE(エース)と呼びます。
・ビタミンA
緑黄色野菜やレバー、うなぎなどに多く含まれる脂溶性ビタミンです。
健やかな皮膚や粘膜の維持に不可欠な栄養素で、肌にうるおいやハリを与え紫外線から守る天然の美容液のような働きをします。
水洗いや加熱に強く、油脂に溶けやすい性質があるため、油と一緒に調理して食べることで吸収率がアップします。
・ビタミンC
いちご、レモン、ブロッコリー、小松菜などの新鮮な野菜や果物に多く含まれる水溶性ビタミンです。
コラーゲンの生成を促進し、肌に弾力とうるおいをもたらします。
シミの原因であるメラニンの生成を抑制し、黒くなったメラニンを薄くする美白効果もあります。
・ビタミンE
レバー、たまご、植物油、アーモンド、ごまなどに含まれる脂溶性ビタミンです。
ビタミンEは強い抗酸化力があり「若返りのビタミン」とも呼ばれ美肌・血行促進などの効果が期待できます。
血行を盛んにし、代謝を高め、ターンオーバーを促進します。
メラニンの排出をスムーズにし、シミやそばかすを防ぎます。
トマトは、美白&アンチエイジング食材の代表選手です。
人は紫外線を浴びると、活性酸素が発生し、細胞を傷付け、しわやたるみの原因となります。
そこで活躍するのが、トマトに含まれるリコピンです。
リコピンには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれる働きがあります。
特に調理されたトマトには多くのリコピンが含まれます。
リコピンとは赤い果物に含まれるカロテノイド色素で、植物はこの色素を太陽から身を守るために活用することが知られています。
なのでカロテノイドを多く含んだ鮮やかな色をした果物や野菜を摂取することで日光に対する耐性を上げることができます。
トマトは加熱するとリコピンが増加することが知られていて、トマトペーストをテーブルスプーン数杯分摂取するだけでも日光対策として有効であることが研究で明らかになっています。
赤い果物全てにこの色素が含まれていますが、スイカやグレープフルーツには特に豊富に含まれています。
甘いものよりも辛いものの方が好み、という方はチリパウダーも効果的です。
チリパウダーにはビタミンEが含まれているのでまさに一石二鳥です。
日焼け止めや日傘など、しっかり対策をすると同時に、食べ物によってのインナーケアも怠ってはいけません。
とくに夏の季節は紫外線の威力が強まります。
美しい素肌を保つために外的ダメージから肌を守り、ツヤツヤに輝く肌で、元気に夏を迎えましょう。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>お風呂に入るのは好きだけど、入浴後のドライヤーで髪を乾かすことは億劫だと感じている方は多いのではないでしょうか?
特に夏などの熱い時期は、ドライヤーで髪を乾かしているうちにまた汗をかいてしまうこともありますよね。
今回は正しい髪の乾かし方と、夏でも快適に髪を乾かすコツをご紹介します。
夏の暑い時期はドライヤーを使わず、自然乾燥ですましている、という方もいるのではないでしょうか?
実は、濡れた状態でいることは髪の傷みの原因になってしまいます。
髪の毛が濡れている状態は、髪表面のキューティクルがはがれやすく、少しの力で切れやすい状態です。
キューティクルがはがれると、ツヤがなくなるだけでなく、髪内部のうるおいが流出しやすくなり、パサつきや枝毛・切れ毛の原因となってしまいます。
頭皮の湿りを放っておくと、高温多湿な環境を好む白癬菌(はくせんきん)というカビや雑菌を繁殖させることがあり、においやかゆみ、フケ、ダメージの原因になります。
湿った洗濯物を放置していると嫌なにおいがしてくるのと同じです。
また、髪の形は湿った状態から乾く瞬間につくので、自然乾燥で放っておくと寝ぐせがつき、翌朝にブローをしても、ハネや、うねりで、思うようなスタイリングができないでしょう。
また、髪同士がこすれてチリやホコリなどのゴミが髪に付着する、髪を保護するキューティクルが開いたままになって髪を傷めやすくなります。
髪を洗った後は、できるだけ早くきちんとドライヤーで髪を乾かすことが大切です。
ドライヤーの前には、必ずタオルドライをしましょう。
水分が沢山残ったままだとドライヤーをあてる時間が長くなり、キューティクルを損なう原因になります。
タオルを髪全体に覆うようかぶせて、タオルの上から頭皮全体を指の腹でもみほぐすようにして頭皮の水分をふきとりましょう。
髪の毛が長い方は、髪をタオルではさんで髪の毛の水分をタオルへ吸わせます。
この時ゴシゴシとこすると頭皮が傷んだり、キューティクルが剥がれてしまいます。
キューティクが剥がれた髪はツヤが落ち、内部に水分を保ちにくくなってしまいます。
タオルドライは優しく、丁寧に行いましょう。
タオルは吸水性のよい大判のものを使うだけでも、時間の節約になります。
まずは、髪を一通りブラッシングし、髪の根本から乾かします。
ドライヤーを持っていないほうの手で、頭皮までドライヤーの風が行き渡るように、髪をかきわけましょう。
ドライヤーで乾かすときは、頭を下げて、後頭部あたりから、前へ向けて風をあてます。
まずは温風で、ドライヤーを小刻みに動かしながら、地肌の近くに指を通し、手ぐしで地肌や髪の根元の間に風を送るようにしましょう。
右の手でドライヤーを持つときは左の手で後頭部の左側から、左の手でドライヤーを持つときは右の手で後頭部の右側から、前へ向かって手ぐしでとかしながら乾かします。
続いて頭を上げて鏡を見ながら、サイドの髪を乾かします。右サイドは右の手で、左サイドは左の手でドライヤーを持ち、後方から前に向かって髪が顔にかかるようなイメージで行います。
早く乾かしたいと思い、髪にドライヤーを近づけてる方もいるかもしれませんが、それはいけません。
髪の毛の主成分であるたんぱく質は熱に弱く、100℃以上の加温を繰り返すと髪内部の構造が変化し、熱でたんぱく質が固まり髪内部の水分が抜け落ちやすくなってしまいます。
ドライヤーを使うときは、髪から10cmから15cm離すことが大切です。
頭皮が乾いたら、毛先を乾かします。
ドライヤーの風が均一にあたるように、ドライヤーを持っていないほうの手で、髪を梳かすようにほぐしながら、がポイントです。
きちんと髪を乾かさないと髪の傷みの原因となりますが、乾かしすぎるのも髪の乾燥の原因になります。
髪が乾いているのに、ずっとドライヤーの風を当て続けるのはやめましょう。
髪が70%乾いてきたら、仕上げに冷風を当てて髪を整えましょう。
髪全体にあてながら、手ぐしかヘアブラシで、後ろから前に髪を流すように仕上げましょう。
冷風をあてるとキューティクル引き締め、髪にツヤが出て乾燥も防ぐことができます。
そのとき、上から風を当てるのがポイントです。キューティクルは上から重なるように髪を包んでいるので、下から風を当てると逆撫でてしまいます。
必ず上から風を当て、開いたキューティクルをケアしましょう。
風呂場など湿気の多い場所から離れ、風通しの良い部屋や、クーラーをつけた部屋で髪を乾かしましょう。
この時、ほてった体を一度クールダウンさせることが必要です。
タオルドライをしながら、首に保冷剤を充てるなど、体の発汗を落ち着けることで、この後のドライヤーが快適に変わります。
また、タオルドライの時は頭皮、毛髪の根本の水分を吸い取るように意識をすると、時間の短縮と共にオーバードライを防ぐことが出来ます。
私たちは毎日必ずドライヤーをしていても、自身が思っているより髪を乾かしきれていないことが多くあります。
乾いたと思っていても微妙に濡れている場合は、熱により髪の毛が温まっているだけなのです。
しっかりと乾いた髪は、それだけでさらさらツヤツヤとしています。
是非、毎日のドライヤーワークを大切にして美しい髪の毛を保ちましょう。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>美容に良いと言われている代表的なお茶には4つあります。
代表的な美容茶(ハーブティー)4つは、ルイボスティー、ローズヒップティー、ハイビスカスティー、ジャスミンティーです。
今回はこの4種のハーブティーの美肌効果や特徴をご紹介します。
古代ギリシャが起源で西洋の国々を中心に発展してきたハーブを使った医療効果は「メディカルハーブ」とも呼ばれています。
中でも薬草を煎じて飲むハーブティーはその種類によっていろいろな色や味、香りが楽しめる上に、そのほとんどがノンカフェインなのも特色のひとつです。
ハーブティーの美肌効果とは
ハーブティーには2つの効果があります。
「アロマテラピー」と呼ばれる香りを吸い込むことで得られる効果と、飲むことによる「薬理効果」です。
香りによって得られるアロマテラピー効果には、立ち上る香りを嗅ぐことで、鼻からハーブの成分が吸収され、匂いの分子が鼻を通って脳に届き、穏やかに作用します。
一方飲むことによって得られる薬理効果には、タンニン、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなどの栄養がハーブから溶け出し、これらの成分が消化管から体内に吸収され、美肌効果などとして現れます。
ハーブティーを飲むことにより、精神的には癒し効果、肉体的にも美肌効果、整腸作用などそれぞれのハーブによって働きかけることのできる部位があります。
自分の心やからだの悩みを知り、自分に合ったハーブティーを見つけていきましょう。
ノンカフェインのハーブティーとして代表的なのが、ルイボスティーです。
妊娠中・授乳中の女性も赤ちゃんへの影響を心配せず飲める他、寝る前のリラックスタイムにも最適です。
ルイボスは抗酸化作用に優れているハーブなので、アンチエイジング効果が期待できます。
さらにビタミンやカルシウム、ミネラルなどの栄養素も含んでおり、美容はもちろん健康にも嬉しいハーブであると言えるでしょう。
またルイボスティーはアレルギーの症状を緩和させる効果も期待できるため、花粉症の気になる季節や、予防のために飲むのも良い方法です。
一見紅茶のように見えますが、実は紅茶とは全く別物。
「ルイボス」というマメ科の植物から作られる発酵茶であり、ミネラルが豊富で、鉄の吸収を妨げるタンニン含有量が低く、ノンカフェインなのです。
鉄分が不足しがちな方、貧血でお悩みの方にもおすすめです。
ルイボスティーはほのかに甘味のある飲みやすい風味で、ハーブティーをあまり飲みなれていないという方でも美味しく飲むことができるはずです。
ローズヒップティーにはビタミンCが多く含まれていることで有名です。
どれほどかと多いかと言いますと、「ビタミンCの爆弾」との呼び名があるほどビタミンCを多く含んでおり、コラーゲンの生成に関わっています。
ビタミンCによってコラーゲンを効率的に生成することで、内側から肌を支えて美肌につながるのです。
紫外線を浴びたときに過剰に増えてしまうメラニンの増殖を予防するのにもビタミンCは効果的です。
ビタミンC以外にもビタミンEやポリフェノール、鉄分や食物繊維、カルシウムなども含まれています。
また、抗酸化作用が働くことで風邪予防にもなります。
独特の酸味があるからか、ローズヒップティーをそのまま飲むと「まずい」と感じてしまう方は、はちみつを溶かす方法をお試しください。
まろやかな甘みがプラスされ、味わいを楽しめますよ。
他には、ハイビスカスティーをブレンドして飲むことも、意外とメジャーなのです。
ブレンドすることにより、甘酸っぱく豊かな味わいが楽しめますよ。
ローズヒップティーの健康・美容効果をしっかりと感じたい場合は、ローズヒップの実ごといただきましょう。
お茶はあくまで抽出液なので、実を食べることでより効果を期待できるはずですよ。
ローズヒップティーにはカフェインが含まれていないので、妊娠中や授乳中でも問題ありません。ただし、ビタミンCが豊富に含まれているので、過剰摂取にならないよう気をつけてください。
ハイビスカスティーはほかのハーブティーと同じようにポリフェノールやビタミン、ミネラルが含まれることはもちろんですが、さらにクエン酸とリンゴ酸が含まれています。
そのクエン酸が細胞の代謝を促進したり、疲労回復に効果があることと、リンゴ酸がクエン酸の効果をサポートするので、運動前後や夜のひと息に取り入れるのがおすすめです。
さらにカリウムが多く含まれているので老廃物を排泄することでむくみ予防になることもポイントです。
リンゴ酸は脂肪を分解する働きがあります。
またリンゴ酸だけでなくハイビスカス酸にはデンプンを糖に変えるアミラーゼ活性を阻止する働きがあります。
炭水化物を食べても糖になりにくいのでダイエットに効果があります。
ハイビスカスティーの赤みであるアントシアニンはポリフェノールの一種です。
このポリフェノールの働きにより、疲れ目を回復させる効果があります。
ジャスミン茶とは、ジャスミンの花や葉から作られるハーブティーだと思われがちですが、実はベースとなる緑茶や烏龍茶、紅茶などにマツリカの花の香りをつけたフレーバーティーです。
ジャスミンティーに含まれるベンデルアセテートという成分には脂肪を燃焼する作用と自律神経に働くためリラックス作用が期待できます。
また、香りによって気持ちを穏やかにしてくれる作用があるので、少し疲れているときや寝る前に温めていただくと効果的です。
ほかにもビタミンCやビタミンE、ミネラルが含まれているので美肌に対してもアプローチできます。
ジャスミン茶に含まれているビタミンCやビタミンEには、高い美肌効果があります。
ビタミンCとビタミンEは一緒に摂ることにより相乗効果が得られるといわれていますので、ジャスミン茶を飲むことでこれらの美容にいい栄養素を効率的に摂取することができるのです。
さらに、タンニンに含まれるカテキンが抗酸化作用や血糖値の上昇、コレステロールの増加予防、脂肪の吸収を抑えるなど健康に関してもサポートすると言われています。
ハーブティーにはたくさんの種類がありますが、自分の生活サイクルや自分のこの部分の悩みを改善したいなど、目的に合わせてお好みのものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>私たちが普段口にしている食べ物には、いろいろな栄養素が含まれています。
そのうち「タンパク質」「脂質」「炭水化物(糖質)」の3つは三大栄養素と呼ばれ、私たち人間の生命維持や身体活動などに欠かせないエネルギー源となっています。
三大栄養素は、人間にとって大切な栄養素とされています。
「タンパク質」「脂質」「炭水化物(糖質)」の三つは、カラダの土台となるもので、人が毎日を健康に過ごすエネルギーにもなるため、三大栄養素と呼ばれています。
また、このタンパク質・脂質・炭水化物(糖質)の他に「ビタミン」「ミネラル」を加えることで五大栄養素といわれ、さらに「食物繊維」を加えると六大栄養素ともいわれています。
いずれにしても人が生きていくために必要不可欠な栄養素になるのです。
タンパク質は、主に筋肉や臓器、血液をつくる材料になり、カラダの多くはタンパク質でできています。
人のカラダの構成で約20%を占めているタンパク質は、筋肉や内臓などの材料になるだけでなく、消化器官や脳神経系の機能を調整するホルモンをつくったり、代謝に欠かせない酵素をつくったり、病気と戦う免疫抗体をつくったりする材料にもなり、人間にとって重要な成分なのです。
タンパク質は体内ではアミノ酸となります。
これが細胞の基本成分であり、遺伝子情報のDNAもアミノ酸から作られています。
脂質は脂肪酸に分解され、人のエネルギー源して使われ、さらにエネルギーが不足する場合に備えて、エネルギーと水をカラダにストックするという役割を持っています。
体温を保ったり、肌に潤いを与えたり、正常なホルモンの働きを助ける(とくに女性ホルモン)といった働きがあります。
その為、脂肪の減らしすぎには注意が必要です。
とくに女性は美容や健康を損なうことになりかねず、美しい肌や髪のためにも、ある程度の脂質が必要です。
しかし、摂取量が多すぎると脂肪として蓄えられ、肥満の原因となります。
炭水化物(糖質)は、ブドウ糖に分解され、からだや脳を動かす即効性の高いエネルギー源として使われます。
糖質が足りなくなると、脳に必要な栄養素が届かなくなったり、足りないエネルギーを補う為にからだの筋肉や脂肪が分解されてしまいます。
記憶力の低下や脱力感を生じるようになってしまうのです。
逆に、糖質を過剰に摂取してしまうと、エネルギーとして使われずに余り、中性脂肪に変換されて脂肪となってしまいます。
現在、糖質制限のダイエットが流行っていますが、ダイエットをしている時にこそ、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
ダイエットを行う場合には、脂質を抑え、炭水化物(糖質)は適度に減らし、タンパク質を摂ること必要があります。
過度に制限をしてしまうと、カラダを動かすエネルギーが不足してしまい、健康的にもよくありません。
最適な食事を心がけてダイエットを行うことをおすすめします。
三大栄養素は人間にとって大切な成分であり、エネルギー源にもなります。
ダイエットなどにより栄養不足になるのは持ってのほかで、この三大栄養素をうまく取り入れることが大切です。
偏った食生活を送っている方も是非この三大栄養素を取り入れてみてはいかがでしょうか。
YOUGAシリーズには、他の基礎化粧品と一線を画す肌再生美容成分が含まれています。
これからの美容の重要なキーワードとなる3種類の成分をたっぷり配合。
‟現存する化粧品の中で最も効果を実感できる化粧品”を目指して創った、基礎化粧品の最高傑作です。
ヒト幹細胞培養液配合コスメで偽りのないノーメイク肌を目指しましょう。
]]>わたしたちの体は37兆個の細胞からできています。
その細胞は様々な臓器を正常に機能し、維持するために細胞分裂を繰り返しています。
細胞の中には寿命が短いものや、ケガや病気で失われてしまう細胞もあります。
失われた細胞の代わりを再び生み出し、補充する能力持つ細胞を「幹細胞」と言います。幹細胞には種類があり、大きく分けると2つに分けられます。
幹細胞には種類があり、どんな細胞にもなれる多能性幹細胞と、細胞の補充を作り続ける組織幹細胞が存在しております。
多能性幹細胞としてよく知られているものには、IPS細胞があります。
組織幹細胞はヒトの体の中に存在する幹細胞であり、こちらが大きく「ヒト幹細胞」と呼ばれるものになります。
幹細胞は、自己複製能と様々な細胞に分化する能力(多分化能)を持つ特殊な細胞です。
この2つの能力により、発生や組織の再生などを担う細胞であると考えられています。
ヒト幹細胞はヒト由来の幹細胞です。
医療や美容において頻繁に使われるのは、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞なのです。
医療機関では、ヒトの脂肪組織から幹細胞を分離して培養して数千万個から1億個に増やして、体に戻す治療が行われています。
幹細胞を培養する際の“上澄み液”(培養液)には、多くの成長因子を含む百十種類の活性物質が含まれており、その培養液を化粧品の材料ととして使用します。
人間の細胞の表面にはその特定の機能をスタートさせる “レセプター”というカギ穴のようなものがあり、ヒト幹細胞培養液には、その穴に合致するカギになる成分(成長因子や活性物質)が豊富に含まれ、細胞が活性化し、最も効果が期待できると考えられています。
ヒト幹細胞の中にもたくさんの種類があります。
・ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
・ヒト角化細胞順化培養液(ヒトの表皮)
・ヒト線維芽細胞順化培養液(ヒトの真皮)
・ヒト毛根細胞順化培養液
・ヒト骨髄幹細胞順化培養液
・ヒト歯髄細胞順化培養液
・ヒト羊水細胞順化培養液
・ヒト臍帯幹細胞培養液
そして、これらの大きな違いは
・ヒト脂肪間質細胞
・ヒト角化細胞
・ヒト線維芽細胞
・ヒト毛根細胞
・ヒト骨髄幹細胞
・ヒト歯髄細胞
・ヒト羊水細胞
・ヒト臍帯幹細胞
と部位の名前が違っているのです。
名前が違うといえど、具体的にはどう違うのか、どのような効果があるのか気になるところです。
ここで少しご紹介いたします。
ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
細胞成熟促進に有用とされています。
主な効果:肌細胞の増殖、抗炎症作用
ヒト角化細胞順化培養液(ヒトの表皮)
表皮角化細胞をつくります。肌の生まれ変わりのターンオーバーに重要な働きを果たして、肌表面を健やかな状態に保ちます。
スキンフローラ/ インナードライ / 紫外線に有用とされています。
主な効果:表皮細胞の増殖、肌のバリア機能の向上
ヒト線維芽細胞順化培養液(ヒトの真皮)
線維芽細胞をつくり、線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸をつくり、肌にハリ、弾力を与えます。
皮膚再生や皮膚若返りに有用とされています。
主な効果:肌のコラーゲン、エラスチンなどの産生
ヒト神経幹細胞培養液
神経幹細胞とは、脳の海馬部分などから取り出した幹細胞のことで、今後神経に分化していく予定のものです。
脊髄損傷やうつ病、アルツハイマーなどの治療方法としても期待されていて、医療分野では普及が進みつつあります。
ただ、脂肪幹細胞のように大量に抽出することは難しく、希少性が高いので、美容液としての普及はあまり進んでいません。
主な効果:肌の改善、医療分野の治療
ヒト骨髄幹細胞培養液
ヒト骨髄幹細胞由来サイトカインは年齢と共に失った肌の働きを補い、肌本来の自活力を引き出し新たな輝きをもたらします。
また傷ついたお肌の炎症を和らげ、再生力を高めます。
サイトカイン・成長因子は、ヒトの体内にもともと存在する自然産物で、タンパク質の一種です。
若い肌には、サイトカイン・成長因子が豊富にあり、細胞間のコミュニケーションも潤滑ですが、年齢を重ねるにつれてサイトカイン・成長因子は劇的に減少します。
コミュニケーションの取れなくなったお肌は、新陳代謝が衰え、停滞し、シミやシワを発生させます。
細胞は傷つくと、SOSメッセージを骨髄に送ります。
傷ついた細胞からのSOSを受け取った骨髄幹細胞は、血流にのって傷ついた細胞へ移動。細胞の修復・再生をします。
骨髄幹細胞は、身体のあらゆる場所の修復と再生をすることができる「炎症ケアのエキスパート」です。
主な効果:細胞の修復・再生・免疫増強
ヒト羊水幹細胞培養液
人間の細胞が一番活性化されているのが羊水でそれを使うことで美容液としての効果がより高くなるそうです。
東大の教授が研究をして実証実験をしてきた結果、羊水が一番効果があるというところに行き着いたそうです。
主な効果:肌の再生や髪の毛の再生、育毛効果
ヒトさい帯血幹細胞培養液
さい帯血とは、へその緒を流れる血液のことです。
赤ちゃん本人や、家族に使用することができ、へその緒、胎盤からしか摂取できないため、摂取のタイミングは出産時の一度だけです。
アトピーやニキビ、乾燥肌の改善などのにも効果的です。
主な効果:傷の修復・細胞の機能改善
マクロビオティック(Macrobiotic)は、古代ギリシャ語で大きい、と言う意味を持つ「マクロ」、生命「バイオ」、術「ティック」が合わさり、大いなる生命の術という意味です。
マクロビオティックとは、要するに「玄米菜食」のように思われがちですが、実はライフスタイルそのものを指します。
自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現するというのがマクロビオティックの基本です。
その基本に基づいた食べ方が、マクロビオティックの食事方法となります。
私たち人間も自然の一部であり、住む土地でとれたものを、季節や環境、体調に合わせ、できるだけ自然のまま素材を丸ごと頂くことで、バランスが取れると言われています。
具体的に「マクロビオティック」とはどんなもので、どんな歴史があるのか、また「ヴィーガン」「ベジタリアン」とはどう違うのかをお伝えします。
マクロビオティックは日本発祥の食事法になります。
明治時代に食医と呼ばれた石塚左玄が考案した「食物養生法」です。
これに感銘を受けた桜沢如一が、中国の「易」の陰陽の要素を加え、「無双原理」を完成、そして玄米菜食を基本とする「正食」を確立しました。
そして、欧米名としてマクロビオティックと名付け、世界に広められ逆輸入のような形で日本にも浸透してきております。
マクロビオティックといえば、日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です。
基本的に、玄米をはじめとした穀物を主食に、旬の野菜や海藻の入った味噌汁、それに漬物を添えていただく。
それだけで、立派なマクロビオティックの食事になります。
玄米のヌカ層や胚芽にはビタミン、ミネラルなどの栄養素が多く含まれていて、食物繊維も豊富です。
玄米の香りや風味が苦手な場合は、毎日でなくても少しずつ玄米を取り入れていくのも一つの方法です。
白米と玄米を日替わりで食べたり、あるいは、白米と玄米を1対1で混ぜて炊いてみるのもおすすめです。
推奨されている食べ物は、玄米や旬の野菜のほか、豆や海藻や果物など。
逆に、できるだけ避けたい食べ物としては、魚、肉、卵、乳製品などの動物性タンパク質です。
また、精製された白砂糖、化学調味料も挙げられます。
マクロビオティックメニューのあるお店に行くと、お肉の代わりに「大豆ミート」と呼ばれる大豆でつくったお肉のような食感のものや豆腐が使われていたり、米飴(こめあめ)やナッツを使ったスイーツがあったりします。
ヴィーガンやベジタリアンなどは「肉を食べない菜食主義」です。
肉を食べない理由は、宗教上のもの・殺生を避ける思想・健康のためなどさまざまですが、明確には肉を食べることを禁止しています。
ちなみにベジタリアンとヴィーガンでは、禁止している食べ物に違いがあることをご存じでしょうか。
肉や魚を食べないことは共通していますが、ヴィーガンは「完全菜食主義」とも呼ばれ、肉や魚の他にも、すべての動物性のものを避けます。
例えば、卵、乳製品、はちみつなども禁止されており、食事だけでなく、衣類や、コスメ等にも動物性の成分が入っていないものを使います。
マクロビオティックは「バランスの良い食生活を推奨するひとつの考え方」です。そのため、厳しいルールがあるわけではありません。
肉や魚も、推奨していないだけで完全に禁止ではありません。
むしろ、肉好きの方が突然一切の肉をやめてストレスの原因になることもあるので、健康のために長くマクロビオティックを取り入れるのであれば、完全になくさず、少しずつ減らしていく形でも問題ありません。
①身土不二(しんどふに)
仏教用語の身土不二をマクロビオティックでは、「人間も自然も、生まれた環境と一体。その土地の旬のものを食べることで、土地に適した身体となり健康を保てる。」と解釈しています。
暑い地域でとれる食べ物には体を冷やす働きがあり、反対に寒い地域でとれる食べ物は体をあたためる働きがあります。
「身体と環境は深く結びついている」という考え方を元に、四季のある日本においてはその“旬”の食べ物を食べることで、からだのバランスがとれて良いとされています。
日本では禁止されていますが、輸入食品には鮮度を保つために農薬が使われており、残留農薬も気になるところ。
できるだけ暮らす土地で収穫された食材を選ぶことは、食糧の輸送に伴い排出されるCO2の削減にもつながります。
身土不二の考え方は自然環境とのバランス保全にも適していると言えます。
②一物全体(いちぶつぜんたい)
一物全体とは、食材を丸ごと食べるという意味です。
食材そのものは、丸ごとでバランスがとれており、そのエネルギーを自分の身体に生かすことが、命をいただくということになります。
例えば、穀物なら精白していない玄米、野菜なら皮や茎、魚は頭から尻尾、骨やしっぽまで調理し、食材をまるごと全て食べることが良いと考えられています。
カロリーではなく生命力を重視し、丸ごと食べることからも、無農薬や無化学肥料で栽培されたものが選ばれています。
③陰陽調和(おんみょうちょうわ)
マクロビオティックにおいてはすべてのものに「陰」と「陽」があると捉えています。
陰陽とは東洋の伝統的な思想であり、宇宙の万物は陰と陽の2つのエネルギーがら構成されているというものです。
食べ物で見ると、熱く水分の少ないものを「陽性」、冷たく水分の多いものを「陰性」としており、この2つをバランスよく食べることもポイントです。
マクロビオティックではこの陰性と陽性のバランスがとれた状態を大切としています。
例えば、根菜は葉野菜より「陽性」ですが、根菜の中でも、人参と比べた場合、白くみずみずしい大根は「陰性」にという立ち位置になります。
また、人参一本で比べると、地上に伸びる緑の葉は「陰性」、地中に伸びるオレンジの根は「陽性」です。
比較する対象物によって陰が陽になり、陽が陰に変わるのです。
夏には体を冷やすトマトやキュウリなどの夏野菜や、スイカのようなみずみずしい陰性のものが食べたくなり、冬にはごぼうや大根など根菜類の煮物や温かい鍋料理が食べたくなるのは、体として自然な反応なのです。
基本的な考え方や食事法が、日本から生まれたマクロビオティックですが、前述したように「絶対これを食べてはいけない」というルールがないので、そこまでストイックなわけではありません。
健康的な食生活をしていきたい方にとってはぜひ取り入れていきたい考えです。
健康的に長く生きるための考え方のひとつなので、必ずこうしなければいけない、という決まりがある訳ではありません。
自身や周りの人の健康のために、まずは食卓に玄米を取り入れられるところから実践してみてはいかがでしょうか。
スキンケアやメイクをする際、鏡を確認すると毛穴の黒ずみが気になることはありませんか?
ベースメイクではなかなか隠し切れず、さらに年齢とともに毛穴の開きや黒ずみ、たるみが気になってくる方も多いはずです。
しかし、毛穴は毛穴でも、人によって原因や改善方法が異なります。
いろいろな方法を試してみたけれど「ぜんぜんお肌がキレイにならない」と困った経験をされた方は、ケアの仕方が間違っていたのかもしれません。
自分に合った適切な毛穴ケアを把握して、むきたまごのようなつるつるの肌を手に入れてみましょう。
黒ずみ毛穴
もっとも毛穴トラブルで悩む人に多いタイプです。
お肌を触った時に、角栓により毛穴がザラザラしているという人はまさにこのタイプです。
毛穴に詰まる角栓とは、皮脂によって毛穴がふさがれてしまい、抜け落ちた産毛や垢(古い角層)が混ざりあってできる、毛穴を「栓」のようにふさぐものです。
この角栓に含まれる皮脂が、酸化すると黒ずむため、毛穴の表面も黒ずんで見えるのです。
対策としては、皮脂汚れを蓄積させないことが重要です。
スキンケア方法
角栓が詰まった黒ずみ毛穴毛穴タイプは、余分な皮脂を取り除くケアがポイントです。
そのため「スキンケアの基本」である洗顔が重要になります。
使用するのは、昔からある洗顔用の固形石けんや酵素洗顔がオススメです。
クリームタイプの洗顔料は泡立ちもよく、使いやすいのですが、油分が含まれているためお肌に残ってしまう可能性もあります。
天然成分が原料の固形石けんは、余分な添加物が入っていないのでお肌に優しく、油分なども残さず洗い流してくれます。
また酵素洗顔料には、タンパク質を分解する作用があり、角質を取り除く効果があります。
角栓が詰まった毛穴タイプの場合は、原因となる過剰な皮脂を取り除くスキンケアがポイントです。
そのため洗顔は、朝、夜しっかりと行うことがきれいな毛穴を保つポイントになります。
化粧水は、収れん化粧水などの皮脂分泌コントロール作用や、皮脂酸化予防のあるビタミンC誘導体が入った化粧水を使うのがよいでしょう。
乳液やクリームは、油分の多いものよりも、さらっとした肌触りの美容液がよいでしょう。
オイルフリーや、オイルカットの物もおすすめです。
またセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの保湿成分が入ったものを選びましょう。
朝や夜だけでなく、普段から日中の皮脂対策を行うこともとても重要です。
そのアイテムとして、手軽にどこでも使えるあぶら取り紙が活躍してくれます。
あぶら取り紙は、こするのではなくお肌に押し付けて使い、1回使用するごとに捨ててください。
皮脂が浮き始めたら、小まめに取り、特にTゾーンと小鼻周辺は意識してください。
開き毛穴
乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプのスキンケアは、もちろん乾燥対策として保湿をしっかり行うことがポイントです。
乾燥が原因の毛穴なので、オールインワンだけのさっぱりとしたスキンケアや、アルコールが入ったものはできれば避けてください。
スキンケア方法
クレンジングは、ジェルやミルクなど、刺激の少ないタイプのクレンジング剤を選びましょう。
お肌に優しいタイプのものは洗浄力が低いものが多いので、アイメイクやリップなどは専用のリムーバーで落とすのがおすすめです。
時間を掛けるとお肌へのダメージが大きくなりますのでクレンジングは1分以内で素早く行ってください。
ポイントメイクを最初に落としておくと、ベースメイクをするっと落とすだけなので、お肌へのダメージも軽減されます。
洗顔後は、清潔なタオルで優しく拭きます。
乾燥肌の人にオススメなのが、保湿系のやわらかいティッシュを濡れた顔に載せてやさしく水分を吸収させるという方法です。
ふき取った後は簡単に捨てられるので、清潔なタオルを用意するより、楽で安心ですね。
刺激がないからといって、洗顔後の自然乾燥はよくありません。
顔の水分と一緒にお肌の内部の水分も蒸発して、さらに乾燥を加速させてしまいます。
洗顔後はすぐに化粧水で保湿しましょう。
化粧水は保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸の成分が入った化粧水を選びます。
化粧水はお肌をパッティングせずに押さえるように丁寧に付けていきましょう。
乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプの人は、朝の洗顔ではぬるま湯で洗い流すだけでもよいのですが、寝る前に塗ったクリームや乳液の成分が残っていると感じたら、乾燥していても刺激の少ない洗顔料で軽く洗い流しましょう。
メイクや皮脂汚れを落とせるクレンジングウォーターもありますので、是非活用してみてください。
たるみ毛穴
たるみ毛穴とは、真皮を支えるコラーゲンやエラスチンの減少・劣化による、ハリ・弾力の低下が主な原因です。
毛穴は本来、弾力を持った真皮層にギュッと押されて小さく引き締まっているのですが、真皮層の弾力は年齢とともに低下し、毛穴はゆるみ、出入り口も大きく開いていきます。
このゆるんだ毛穴が筋肉や皮下脂肪が下がっていくことによって、さらに下方向へ引っ張られてしまいます。
毛穴がたるみによって、ゆるんでしまうので、縦に長く毛穴が広がっていきます。
紫外線や、喫煙によっても毛穴が目立つようになってきます。
スキンケア方法
たるみ毛穴は、お肌のコラーゲンを増やしてお肌の弾力を取り戻すケアが必要です。
そこで、コラーゲンが作られるのを助ける「ビタミンC誘導体」や、ターンオーバーを正常化する「レチノール」など、お肌のアンチエイジングケア作用のある美容液を取り入れると良いでしょう。
また、これらの化粧品が浸透しやすいように、古い角質を定期的なピーリングによって取り除くことで、お肌の生まれ変わりであるターンオーバーが促進されて、お肌のコラーゲンが増えてきます。
たるみ毛穴は予防することもとても大切です。
ピーリングで真皮のコラーゲンを増やし、毛穴のゆるみを抑えつつ、真皮の弾力を取り戻していきます。
ピーリングをおこなった後は、AHA(グリコール酸・天然乳酸)、BHA(サリチル酸)、レチノールの3種類の酸からつくられた「酸コスメ」もおすすめです。
毛穴そのものが、もちろん気にはなると思いますが、毛穴を美しくすることが肌全体を美しくさせることを改めて理解することが必要です。
生活習慣が原因で毛穴が目立ってくることもあり、不規則な生活や禁煙は、ホルモンバランスがくずれて毛穴の開きを加速させます。
スキンケアだけに頼らず、体の内側からケアしていきましょう。
外に出かけるための朝のケアと就寝中の肌の修復時間となる夜のケアとでは、内容を変えてみましょう。
朝は保湿効果のある下地や日焼け止めを重ねましょう。
ここで、しっかり効果の出る量を塗布することで、日中の紫外線をカットし、肌への刺激を減らすことができます。
夜は出来るだけ成分が低刺激で、肌のバリア機能修復を促せる化粧品を使うのがおすすめです。
肌が荒れているときは、摩擦が起きないように、こすらないようスキンケアをすることを心掛けてください。
「クレイ(粘土)」とは、水分を含んだ粘りのある土(鉱物)のことです。
スキンケア化粧品としては、洗顔料・クレンジング・パックなどの基礎化粧品に使用される他、化粧下地やファンデーションなどメイクアップ化粧品にも使われています。
実に様々な種類があって、含まれるミネラルとその比率により色合いが変わり、色ごとに特性も違います。
クレイは日々のスキンケアでは落とせない汚れを落としてくれるうえに、肌にうるおいを届けてくれます。
今回は、そんなクレイの美容パワーをご紹介します。
肌のコンディションは、ベースメイクの仕上がりを左右する要素のひとつです。
コンディションが悪いと朝から気分が上がらないという方も多いのではないでしょうか。
皮脂バランスが崩れやすいこれからの季節にぜひ取り入れたいのが“天然成分クレイ”です。
天然成分クレイは、老廃物を吸着しながら、肌の潤いをサポートしてくれます。
また、ミネラル成分で肌を整えてくれたり、毛穴の酸化やたるみ、くすみやクマにも効果的
です。
泥の保湿力は、おはだのハリを維持するのに役立ってくれるのです。
肌の調子がいいと、それだけでうれしくなってしまいますよね。
では、そもそもクレイとは一体何なのかをご紹介いたします。
何千年、何億年という単位で堆積し生成された粘土鉱物を、乾燥させ粉末化したものが、コスメなどに使われるクレイです。
かの有名なクレオパトラも、ナイル川の泥を使って肌のケアをしていたという歴史もあり、古くから親しまれてきた「大地の恵み」ともいえる天然の美容成分です。
天然のミネラルを豊富に含み、吸着力に優れているため、老廃物や汚れなどに磁石のようにくっつき、オフする効果があります。
また、老廃物などの肌に有害な物質の多くがプラスに帯電しているのに対し、クレイ自体はマイナスに帯電している性質を持つため、肌のイオンバランスを整え、バリア機能をサポートするともいわれています。
下の6つが化粧品として入手しやすいクレイの一部です。
含まれるミネラルなどに違いはあれど、吸着作用やイオン交換作用などといった、クレイそのものが持つ作用には大きな違いはありません。
ただし、クレイには化粧品の他、陶器の制作に使用される工業用のものもあるので、選ぶ際には、純度が高く、粒子が細かく、汚染されていない土壌由来の化粧品専用のものを選んでください。
・イエロークレイ(イライト)
含まれる酸化鉄によって黄色く変色しているのが、イエロークレイの特徴です。
イエローは粒子が荒く、高い洗浄力があります。
体内の水分にはたらきかけ、むくみなどに効果的なため、顔やふくらはぎのパックなどにオススメです。
リンを多く含むクレイですので、疲労回復や新陳代謝の促進に効果が期待できます。
・ホワイトクレイ(カオリナイト)
クレンジング効果のあるクレイにおいて、最もベーシックなのがホワイトクレイです。
粒子が細かいため、化粧品の原料として一般的によく用いられ、マイルドに作用するので、初心者にぴったりなクレイになります。
ホワイトクレイのミネラルにはメラニン色素を沈静化させる作用もあるので、肌をトーンアップさせる効果もあります。
ストレス緩和や傷痕のケアにも効果的なクレイになります。
・グリーンクレイ(モンモリロナイト)
吸着力に優れているのが最大の特徴で、余分な皮脂や肌表面の汚れなどをオフするのに最適です。
カルシウムやマグネシウムを多く含むクレイなので、皮ふの表面に作用し、グリーンイライトで炎症を鎮めた後の仕上げにも使われます。
クレイが持つ水分やミネラルを補給する効果もあるので、乾燥からくるかゆみにも最適です。
正常な肌サイクルに整えるクレイが多くみられます。
・レッドクレイ(イライト)
鮮やかな色は、含有される鉄分によるものです。
クレイは洗浄力が高すぎる、逆にマイルドすぎるなど質によっての差が大きいのですが、レッドクレイはちょうど中間地点と言えるような高い洗浄力と高い保湿力を同時に兼ね備えているものなのです。
血流を促進させ、肌の新陳代謝をサポートする効果があるため、エイジングケアにぴったりなクレイといわれています。
・ガスール(スティーブンサイト)
ガスールはモロッコで採掘されるクレイの一種です。
マグネシウムを多く含み、肌の修復力向上に有効なため、クレイバスとしてお風呂に入れると、気になる体のざらつきがすべすべに、病みつきになってしまします。
がスールは、強力な引き締め力や洗浄力のあるクレイが多いです。
吸収作用が強く、水で溶いたものをヘアパックとして使用すると、スカルプケアにも繋がりしっとりサラサラの美髪に導くことができます。
また、顎や鼻まどの部分パックに最適です。
・グリーンクレイ(イライト)
クレイの中でミネラルを最も多く含み、炎症や老廃物の吸収と排せつに優れているため、ヨーロッパでは医療現場でも使われているほど、メジャーなクレイです。
ミネラルが豊富なため、老廃物の吸着や排泄に優れ、ニキビケアや毛穴の黒ずみが気になる肌にオススメです。
クレイの使い方としては、
・クレイパック
・湿布
・スプレー
・クレイバス
・クレイパウダー
・クレイの石鹸
など、沢山の活用法がありますが、クレイパックが、クレイの一番代表的な使い方です。
クレイパックにより、様々な効果があり、ニキビの改善、美白、炎症を抑える、皮脂のバランスを整える、アトピーの改善、傷痕の改善、引き締め、ターンオーバーの促進、ハリを与える、潤いを与える、しわの改善などが期待できます。
・眠くなる
強い作用のクレイだと、老廃物を急速で吸い取られる過程で眠くなることもあるそうです。
・傷にも熱さましや、腸にも良い効果
クレイはパックによる美肌だけでなく、やけどや傷、熱さましや、腸を休ませるなどにもよい効果あります。
クレイパックと同じように泥を作り、それをやけどや傷につけると傷がなおりやすく、額にやると熱さましに、腸がある部分につけたら腸に元気を取り戻させてくれたりと、大変万能です。
吸着作用が強いクレイは、湿気や大気中の匂いなども吸着してしまいます。
基本的に、保管は密閉容器で行い、バスルームに置きっぱなしにするなどは控えてください。
さらに、ミネラル類を豊富に含むため、金属などに長く触れると化学反応によってサビが発生することもありますので、クレイを扱う際には、ガラスや木製、陶器製の道具を利用してください。
また、パウダーでパックなどを手作りする際には、精製水を使うとその効果を最大限に堪能できます。
バナナは消化が良い食べ物なのですぐにエネルギーになってくれる果物です。
このため運動前の栄養チャージや小腹が空いたときにも摂取しやすく、手頃な価格で手に入るのも大きな魅力です。
そんなバナナは実の部分を食べることが多いですが、ジュースとしても楽しむ方も多いのではないでしょうか?
美容や健康など様々な分野の効果が期待できるバナナジュース。
どのような効果が得られるかご紹介いたします。
バナナには、病原体から体を守る免疫細胞の働きを活性化させる効果があります。
さらに、豊富な食物繊維と、腸内の善玉菌を増やすフラクトオリゴ糖も含まれています。
この二つの成分が、腸の調子を整えてくれるのです。
近年の研究では、腸は消化器官というだけではなく、体の免疫細胞の7割を担う重要な臓器であることがわかりました。
免疫細胞の活性化&腸内環境改善効果の二本柱が、バナナによる免疫力アップの仕組みです。
バナナに豊富に含まれている「ビタミンB群」は、糖質、タンパク質、脂質といった、エネルギーとして使われなかった余りが脂肪に変わってしまう栄養素の代謝を促します。
さらに、脂肪燃焼を促す必須アミノ酸も含まれているため、コロナ太り解消の強い味方となるとのことです。
甘くて美味しいバナナジュースは、我慢なしのダイエットも叶えてくれるはずです。
・カリウム
ナトリウム(塩分)と互いに作用する栄養素です。
体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみの解消や血圧の調整に働きます。
・マグネシウム
マグネシウムは筋収縮や酸素摂取、エネルギーの産出に大きな働きをしてくれます。
運動中に筋肉のけいれん、足がつるようなことを防いでくれます。
そういったトラブルは怪我や故障にもつながってきますので、運動をあまりしない人でも、日常生活で、足がよくつる人にはバナナジュースを飲むと改善されます。
・糖質
バナナには、でんぷん、ブドウ糖、果糖、ショ糖などさまざまな糖質が含まれています。
ブドウ糖は脳のエネルギーになり疲れているときに頭がスッキリする効果が期待され、果糖は血糖を上げにくく緩やかに体内に吸収される性質があります。
。
果糖が太りにくい身体を作ると言われているのはこのことからです。
ショ糖はブトウ糖・果糖からなっておりいずれも自然な糖質は身体に必要なんです。
これらの糖質は体内で消化・吸収されるスピードがそれぞれ異なるので、腹持ちが良いのがメリットです。
・食物繊維
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、バナナには不溶性の食物繊維が多く含まれています。
不溶性食物繊維は、胃の中で水分を吸収し便のかさを増やして腸の働きを刺激し、便通を促してくれます。
また水溶性食物繊維も含まれており、この水溶性食物繊維は体の余分なコレステロールを排出してくれる働きがあります。
年齢とともにコレステロール値は気になるものですし、もし高いとなると生活習慣病を引き起こすことにもなりかねません。
・ポリフェノール
アンチエイジング効果が期待できます。
バナナを加熱することによりさらにポリフェノールは増加します。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、血管を強くし、動脈硬化を防ぐ効果があるとされています。
ポリフェノールをたくさん摂取することにより、肌の老化を防ぎ体の内側から若返ることができます。
熟したバナナほどポリフェノールの含有量が多いので、茶色い点(シュガースポット)が現れているバナナを食べるのがおすすめです。
・トリプトファン
必須アミノ酸の一つで、脳内の神経伝達物質「セロトニン」の基になります。
精神を落ち着かせたり、睡眠を促す働きがあるといわれています。
女性特有の、月経前、イライラや精神的に不安定になり、やたらお腹がすいて食べ過ぎてしまう月経前症症候群PMSを軽減する働きもあります。
整腸作用
バナナジュースの主役であるバナナには食物繊維がたっぷりと含まれているため、摂取することで整腸作用が整います。
腸内環境を改善することは便秘の解消にも繋がるので、便秘でお悩みの方にはバナナジュースがおすすめです。
また、甘く熟したバナナにはリン脂質が豊富で、免疫力を強化する作用もあります。
胃潰瘍の抑制作用もあるので、胃の調子にお悩みの方にもピッタリです。
デトックス作用
バナナにはカリウムが含まれているので、余分な水分を排出する効果が期待できます。
体内の余分な水分が排出されると、むくみを解消して血行を促すきっかけにもなります。
ダイエット効果
バナナにはビタミンB群やマグネシウムなど、ダイエットに必要な栄養価が豊富です。
これらの成分は糖分やタンパク質などの代謝を上げてエネルギーにしやすくしたり、ペクチンで血糖値の上昇を抑える働きもあります。
更にバナナによる整腸作用やデトックス効果もプラスされ、ダイエットを効果的にしてくれます。
貧血予防効果
貧血予防には、赤血球の材料である鉄分の他、鉄分の吸収を高める銅も必要になるのですがバナナにはこれらの必要な成分がすべてそろっているので貧血予防に効果的です。
そればかりではなく、葉酸も多く含んでいるので、葉酸欠乏性貧血にも一役買っています。
朝の糖質は脳にもよく、目覚めを助けます。
食欲のないときでもジュースなら飲みやすいですよね。
水分と糖質が、朝の体に良いです。
また食物繊維が腸の働きを助けますので、便秘の改善にも効果があります。
夜に食べるとセロトニンのリラックス効果で良い眠りにもつながり、十分な睡眠は美肌へも繋がります。
バナナはそのままいただいても美味しいですが、ジュースにすることによって水分と糖質を一緒に摂取することができます。
牛乳や豆乳で作ることによって、他の栄養も効果的にとることができ、牛乳であればカルシウム、豆乳であれば、大豆イソフラボンが、女性ホルモンに近い働きをしてくれるので生理前、生理後の体調がすぐれないときにとても効果的です。
また大豆イソフラボンには、老化防止の効果も期待できますので、その日の体調によって、様々な組み合わせでお楽しみください。
メイクの仕方も多様化した現代において、昔から変わらないものは、素肌の美しさがメイクの仕上がりをきめるということ。
日本人女性は常に、白く、きめが細かく、潤いのある肌をめざしています。
女性が美しくありたいと願うのは、どの時代にも共通することです。
「色白は七難隠す」ということわざにもあるように、日本女性は古くから白い肌を美しいとしてきました。
欧米風のメイクが流行する今でも日本女性の「美白」意識は高くあります。
そんな日本女性ならではの美の源流を探ってみませんか?
平安時代は、当時の住環境も白い肌美観を形成する上で重要な要因となったと考えられます。
平安時代を代表する文学作品『源氏物語』には「白く美しげに透きたるやうに見ゆる御膚つきなど」とあり、肌がキレイで透き通っているように見えるのは世にまたとないほど可愛らしいと、白い肌を大絶賛した表現が確認できます
。
「白い肌」は、中国の漢詩からの学びを経て、日本の文学表現に受け継がれました。
宮廷の女性が生活する大きな屋敷の中は、昼も夜も現代と比べたら、とても暗かったと想像できます。
昼でも日の光が差し込まない、夜は乏しい灯りの生活空間では、真っ白に塗った白粉化粧でこそ、肌はキレイに引き立って見えたことでしょう。
平安美人という言葉が示すように、この時代から日本独自の「美人観」が形成されていったのです。
『日本書紀』には当時の文明国である唐から692年(飛鳥時代)、女帝・持統天皇へ白粉(おしろい)がもたらされた記述があり、日本人の白い肌への憧れと美意識はこの頃から芽生えていったようです。
昔の人々にとって肌の白さは、日に焼ける労働をしない高貴な身分の象徴で、同時に、当時は貴重な白粉を使うことができる豊かさのあかしでした。
つまり、庶民には欲しくても手が届かないものだったのです。
そうしたイメージが白肌への憧れに結びついて、白い肌に価値を置く美意識が生まれたと考えられます。
白粉は紙製のパッケージ「白粉包み」に入って販売されており、購入した白粉は、「白粉三段重ね」と呼ばれる三つ重ねられた陶磁器をパレットのように使用しておりました。
この中で白粉を水で溶き、ベースメークに使用したほか、仕上げには粉の状態で肌にはたくこともあったそうです。
ただ白いだけでなく、”白く透き通るようで、キメ細かくツヤのある肌”“玉のように磨かれた白い肌”という意味合いが強く、特に江戸時代以降は素肌を美しくするための工夫がかなりされています。
日本女性は昔から美肌へのこだわりが強かったのです。
そこで大切なのが白粉化粧でした。
意外と思われる方も多いでしょうが、当時は今と同じでナチュラルメイクが基本で、白粉は薄く塗る方がよかったのです。
その分、素肌の美しさが求められ、当時の美容書には、肌を白くするためのパックや洗顔料などのレシピが盛りだくさんでした。
江戸時代には、白粉の下地で、”キメや色ツヤをよくして色を白くする”「美白香(びはくこう)」というコスメもありました。
内容成分がわからないのが残念ですが、コンセプトはまさに江戸時代の美白コスメと言えますね。
しかし白粉の原料に使用された鉛や水銀のせいで、貧血や神経麻痺になることがあったのです。
明治時代以降も、猛毒のヒ素を飲んで白肌を目指したり、過酸化水素水(オキシドール)で肌を漂白するなどの過激な美白法もありました。
正しい知識がなかったとはいえ、一昔前まで肌を白くするのは、場合によって命懸けでした。
江戸時代以降は素肌を美しくするための工夫がかなりされています。
江戸時代の女性たちは、かなりの時間をかけて素肌感を強調した化粧をしていたようで、塗る・落とすを何回も繰り返す、頬だけ手ぬぐいでぬぐう、透明感を出すための白粉の塗り方、といったことが『都風俗化粧伝』でも紹介されているという。
そして、「白い肌=美人」という概念は、その後の私たち日本人の美しさのひとつとして育まれていき、今世の白肌ブームとして成り立っているのです。
昨今では、白肌ブームも色の白さというわけではなく、美肌の美しさという考えにシフトしてきつつあります。
白粉で肌を美しくみせるためには、素肌の美しさが必須でした。
現在でも美しくメイクを仕上げるために、洗顔やスキンケアで肌を整え、肌を健やかに保つことが重視されております。
長い歴史の中で、ナチュラルな美しさを追求し続けた私たち日本人ですが、美白に憧れるのは、白という表現が、素肌の美しさを表していると本能で感じていたからなのかもしれませんね。
毎日メイクをオフするときに、皆さまはどのようなクレンジングを使っていますか?
さまざまなクレンジングがありますが、実はクレンジングは手作りできるとご存じでしょうか。
今回は、クレンジングの中でも、愛用されている方の多い、オイルクレンジングのレシピをご紹介いたします。
自分の肌に合ったクレンジングを手作りすることで、肌に優しくメイクをオフすることができ、その後のスキンケアの浸透率も格段によくなります。
レシピをご紹介する前に、クレンジングにはどれくらいの種類があるのか、ご紹介いたします。
ご自身の肌質に合わせてお選びください。
オイルクレンジング
クレンジングの中でも比較的に洗浄力が高いのがオイルクレンジングです。
オイルクレンジングは、すすぐ前にオイルとお水を混ぜてしっかり乳化させてあげることが必須です。
【洗浄力】
★★★★★
【おすすめの方】
・しっかりメイクされる方
・オイリー肌の方
リキッドクレンジング
水分をベースに作られたクレンジングなので、さらっとした使い心地のクレンジングです。
使い方は、オイルクレンジングと同様に、しっかり乳化させてください。
オイルフリーのものをつかっていただけると、まつエクをしている方でも使えるクレンジングになります。
【洗浄力】
★★★★★
【おすすめの方】
・しっかりメイクされる方
・まつエクをしている方
水クレンジング
水クレンジングとリキッドクレンジングは両方似ていますが、水クレンジングは洗い流しや洗顔も不要な、とっても便利なアイテムになります。
使い方は、コットンにたっぷり含ませてふき取るだけと、手軽にクレンジングができることで愛用者も急増中です。
化粧水の代わりになるようなものもありますので、そのようなタイプの水クレンジングは、より時短としてお使いいただけます。
【洗浄力】
★★★☆☆
【おすすめの方】
・全般(コットンの摩擦が気になる方はお控えください)
ジェルクレンジング
ジェルクレンジングは、他のクレンジングとは違った使用感が特徴的です。
オイルでは洗浄力が強く、クリームはべたつきが苦手という方にお勧めのクレンジングです。
【洗浄力】
★★★☆☆
【おすすめの方】
・摩擦を抑えて、優しくメイクを落とされたい方。
クレンジングバーム
バームはメイクをするっと落とし、潤いを残しつつ洗い上げることができる、肌負担の少ないクレンジングです。
とろけるような使い心地で、肌が乾燥しにくいところもポイントです。
【洗浄力】
★★★★☆
【おすすめの方】
・肌にうるおいを残したまま、しっかりメイクをおとされたい方
ミルククレンジング
比較的肌に優しいものが多く、冬の乾燥の季節などに特におすすめのアイテムです。
水分ベースでさらっとしていますが、洗い上りはしっとりとした使い心地が特徴です。
【洗浄力】
★★★☆☆
【おすすめの方】
・乾燥肌の方
・肌に負担をかけずにクレンジングをされたい方
クレンジングクリーム
クレンジングの中でも、一番肌に負担がなく優しいと言われているアイテムです。
肌状態がよくない時や、荒れているときでも使いやすい使用感になっています。
クリームがしっとりと肌を包み込み、洗い上りはしっとりもっちりとした肌にしてくれます。
【洗浄力】
★★☆☆☆
【おすすめの方】
・乾燥肌・敏感肌の方
・肌に負担をかけずにクレンジングをされたい方
今回ご紹介するクレンジングはオイルクレンジングになります。
【用意するもの】
・キャリアオイル(植物油) 5ml
・エッセンシャルオイル(精油) 1滴
・ポリソルベート80 5ml
こちらを用意するだけで手作りのクレンジングは作れます。
【作り方】
作り方はとっても簡単です。
キャリアオイルをポンプなどの容器に入れ、エッセンシャルオイルとポリソルベート80を加えてよく混ぜあわせたら完成です。
ポリソルベート80とは、水に溶けないオイルを乳化させる液体乳化剤です。
混ぜ合わせるだけで乳化するので、簡単に水に流せるクレンジングオイルを作ることができます。
手づくりクレンジングはその都度作る方が良いですが、1回ずつ作るのは少し面倒くさいという場合は、ある程度まとめて作っても大丈夫です。
例えば、キャリアオイル50ml+エッセンシャルオイル10滴というように分量をアレンジしてみてくださいね。
保存する場合は、清潔なガラス瓶に入れて、暗所に保管しましょう。または、遮光できる瓶を使ってください。
・オリーブオイル
リノール酸やオレイン酸が主成分のオリーブオイルは、医療や美容にもよく使われるオイルです。
保湿効果があるので、お肌が乾燥しがちな方にぴったりです。
クレンジング効果も高く、メイクをしっかりとオフすることができます。
・ココナッツオイル
ココナッツオイルに含まれているビタミンEやラウリン酸には、美肌効果があるので、エイジングケア・ニキビケアにぴったりです。
保湿もしっかりでき、ココナッツのいい香りも魅力的です。
・ホホバオイル
ホホバオイルに入っているワックスエステルという成分は、私たちの皮膚にも含まれている成分です。
だからこそ、より肌に優しいクレンジングができますし、バリア効果や保湿力もあるので、さまざまなスキンケアに応用されています。
・スイートアーモンドオイル
オリーブオイルと同じく、主成分がリノール酸やオレイン酸のスイートアーモンドオイルには、ビタミンEも豊富に含まれています。
美肌効果や保湿効果、抗炎症作用など、お肌にとってうれしい効果が期待できます。
ただし、アレルギーのある人は使用しないようにしてください。
・マカダミアナッツオイル
こちらもナッツ系のオイルになり、オレイン酸、パルミトレイン酸が主成分となっています。
これらの成分は、人間の皮脂の構造に似ているので、肌にスッとなじんでくれるのです。
こちらのオイルには、保湿効果やアンチエイジング効果があり、しわやタルミが気になってきた方にもおすすめです。
エッセンシャルオイルにも多くの種類があります。
選ぶときは肌質に合ったものを選ぶといいでしょう。
【普通肌】ゼラニウム、ラベンダー、カモミール・ローマンなど
【乾燥肌】ローズオットー、ネロリ、カモミール・ローマンなど
【敏感肌】ネロリ、ラベンダーなど
【脂性肌】サイプレス、ローズマリー、イランイランなど
こちらを参考にして選んでみてはいかがでしょうか。
エッセンシャルオイルは、直接肌につけることは厳禁です。
好みのキャリアオイル×エッセンシャルオイルで、自分だけのオリジナルクレンジングオイルを作るのも楽しそうですね。
睡眠中に起こっているターンオーバーにより肌は生まれ変わります。
しかしこのターンオーバーには、成長ホルモンの力が必須です。
このホルモンは眠り始めてからずっと分泌されているわけではなく、3時間が重要といわれています。
この3時間に深い睡眠をしっかりとることが美肌へと繋がります。
睡眠中も美容効果を得られる、美容枕とはなにかをご紹介します。
美しさをキープするために欠かせないのが、質の良い睡眠です。
すっきりとした目覚めは、その日1日の気持ちをポジティブにしてくれることでしょう。
それだけではありません。女性にとって嬉しいことに、肌や髪の調子を良い方向にもっていってくれるのです。
同じように7時間眠っていても、枕が合わず寝苦しさを感じたり、目覚めに体が痛むようなことがあれば、質の良い睡眠はとれていません。
美容に良いと言われる質の良い睡眠をとるためには、毎日使う枕へのこだわりも重要です。
特に、美容に効果のある枕のことを、「美容枕」といいます。
今回のコラムでは、美容の観点からみる枕の選び方と、どういった美容効果が得られるのかをご紹介します。
美容枕を使い、睡眠時間も美容時間にチェンジしていきましょう。
「美肌は夜作られる」という言葉を聞いたことはありますか?
睡眠と美容には深い関係があり、質の良い睡眠は肌の調子を整え、髪に艶を与えてくれます。
睡眠中には、アンチエイジングに大切なホルモンが分泌され、肌のターンオーバーを促したり、肌の老化を遅らせてくれたりと、女性に嬉しい効果があります。
質の良い睡眠は、シミやしわ、肌トラブルを防ぎ、きめ細やかで美しい肌に導いてくれます。
普段何気なく使っている枕ですが、枕が果たしてくれる役割はとても大きいのです。
美容枕の効果①ストレス軽減
どんなに高級な化粧品より、良い睡眠こそ美容には一番効くといわれております。
それほど、美肌と睡眠は深いところでつながっております。
美しいお肌を手に入れるためには、ぐっすりと眠ることが大切なのです。
お肌へ悪影響を与える要素の「ストレス」も、質の良い睡眠によって撃退できるもののひとつです。
体が休まるだけでなく、自律神経が整いストレスも軽減させてくれため、質の良い睡眠は美肌を作るのに欠かせない要素だと言えます。
美容枕の効果②シワ防止
質の良い睡眠をとると、「成長ホルモン」という物質が分泌され、アンチエイジング効果が期待できます。
成長ホルモンは、骨密度を高めたり、脂肪を減らしたり、健康な体を維持するために欠かせない物質です。
この成長ホルモンは、肌のハリをキープしたりシワを減らすような効果も期待できますので、美肌づくりにも欠かせない物質だと言われております。
睡眠不足になると、お肌の状態が乱れるのは、まさに成長ホルモンの影響を受けている証拠です。
美肌には欠かせない成長ホルモンを効率良く分泌させるためにも、質の良い睡眠をとるように意識しましょう。
美容枕の効果③美髪効果
質の良い睡眠をとることによって分泌される成長ホルモンは、お肌だけでなく髪にも良い影響を与えます。
毎日少しずつ伸びていく髪は、成長ホルモンが分泌されることによって傷ついた部分が修復され、新しく生まれ変わっていくのです。
質の良い睡眠がとれていなければ、修復・再生が促されないため、美しい髪を生み出すことができません。
美肌はもちろん、美髪を目指すためにも質の良い睡眠がとれるよう生活リズムを見直していきましょう。
・機能や効能で選ぶ
美容枕の一番の効能は、質の良い睡眠を得られることです。
深くぐっすりと眠ることで美容にいいホルモンが分泌され、肌にツヤと潤いを与えるとともに、アンチエイジング効果を発揮してくれます。
自分に合った枕を使うことで質の良い睡眠が得られ、肌への悪影響であるストレスを軽減してくれるのです。
肌だけでなく、質の高い睡眠は髪の修復を促すため、髪にも良い影響を与えてくれます。
さらに、枕のくぼみが首を安定させることで、寝ている間に顔のゆがみ改善や小顔整体の効果が期待できます。
ほかにも、美容枕のなかには、就寝中の姿勢にも良い影響を与えてくれるものもあります。
夜の間に、自然と美姿勢を実現してくれることで、スマホやパソコンの使い過ぎにより、気づかぬうちになってしまっている猫背の解消にもつながります。
・枕の高さで選ぶ
枕を選ぶときに一番大切なのが、自分にピッタリな高さかどうかということです。
自分にとって、どの高さやサイズの枕が一番あっているのかは、体型や個人の好みによっても変わってきます。
高さの合わない枕は睡眠の質を下げ、肩こりの原因にもなります。
特に、どういう体勢で寝ているかというのが重要で、仰向けと横向きでは最適な枕の高さも変わってきます。
仰向けの場合は、立っている時と同様に、背骨がS字を描くのが最適な高さになります。
首と寝具の間に隙間ができると首に負荷がかかりますので、この隙間を埋められる枕を選びましょう。
横向きで寝る場合は、体の中心が一直線に寝具と平行に、視線はまっすぐに天井が見えることが望ましいです。
寝ころんだときに圧迫感を感じないか、また自然に寝返りができるかも確認ポイントです。
・枕の素材で選ぶ
枕を買う時は枕の素材にも注目しましょう。
睡眠時は特に、頰に圧力が継続的にかかる場合があります。
肌は刺激を受けるとメラニンが生成され、継続的に圧力などのダメージを受けると、ターンオーバーが正常に行われず、メラニンが蓄積しやすくなり、シミになるといわれています。
その点も踏まえ、自身の睡眠スタイルを一度思い返し、素材も選びましょう。
素材として代表的なものは、綿や低反発、高反発、パイプなどです。
綿素材の枕は、柔らかくふんわりと体にフィットしてくれます。
低反発と高反発の枕は、どちらも沈み込んでしっかりと首を支えてくれ、体に負荷をかけにくく作られています。
低反発枕は季節によって若干硬さが変化するという違いがあります。
枕の素材としてよく使用されるパイプは少し硬めの素材ですが、通気性と耐久性に優れています。
質の悪い睡眠や、睡眠不足は、肌のターンオーバーを乱し、ニキビや吹出物、目の下のクマなどができてしまう原因となります。
美容というとスキンケアを想像しがちですが、インナーケアとして睡眠の大切さを見直していきましょう。
自分に合った美容枕を見つけて、快適な睡眠環境をつくってみてはいかがでしょうか。
]]>「卵白洗顔」とは、美容家の白河三來先生が編み出した美容法です。
先生は奇跡の60歳といわれており、きめ細やかで美しい肌お肌の秘訣は、その「卵白洗顔」にありました。
卵白を使用した洗顔方法は、歴史を遡ると、スウェーデンにたどり着きます。
実はスウェーデンでは古くから卵白で洗顔をする習慣があり、現在でもその習慣が残っている、伝統的な美容法です。
卵白をパックとして利用する方法もあり、卵を卵黄と卵白に分け、卵白をしっかりと泡立ててメレンゲを作り、そのメレンゲで顔を洗うと毛穴が引き締まり余分な皮脂を吸い取って顔が明るくなるそうです。
スウェーデンの女性たちは週に1~2回は必ず卵の白身でパックをしていたともいわれています。
このように卵白を使用しての洗顔には長い歴史があります。
卵白には優秀な美容成分が含まれております。
卵白にはリゾチームという成分が含まれており、これには殺菌、抗炎症効果などがあり、ニキビの炎症などに嬉しい効果が期待できます。
また、卵白にはレシチンと呼ばれる成分が含まれており、これには界面活性剤の効果があります。
界面活性剤とは洗剤などに含まれる、汚れを落とす成分のことです。
肌トラブルの元にもなるとして敬遠される成分ですが、卵白のレシチンであれば天然成分ということで安心して使用できます。
更にターンオーバーを促す成分や、保湿成分であるアルブミンが含まれているため、洗ったあとも必要な潤いが残ったままなのです。
また、角質除去作用を持つ硫黄も含まれており、毛穴の汚れを除去するのにも有効です。
また、こうした肌に嬉しい成分全てが“天然のもの”であるということも、卵白洗顔の最大の魅力ではないでしょうか。
卵白洗顔は、ニキビを予防するのにとても効果的です。
ニキビができる一因として、皮膚で雑菌が繁殖することや、古い角質が溜まることで毛穴が詰まり、その中で皮脂が溜まりアクネ菌が繁殖することが挙げられます。
殺菌と毛穴詰まり予防に効果的な卵白洗顔で、ニキビ予防の効果が期待できます。
また硫黄の効果による、古い角質の除去は、肌色を明るくさせごわつきやくすみを改善し、洗顔後に行うスキンケアの浸透率も高めてくれます。
さらにアルブミンによる効果で、ターンオーバーを促進することで、アンチエイジングにも効果的です。
ターンオーバーサイクルは加齢によって少しずつ長期化するため、新たな皮膚に生まれ変わるのが遅くなります。
そのため若い頃より肌トラブルが長引いたり、シミや傷跡がなかなか消えないというお悩みに繋がります。
卵白洗顔はそうした加齢へのアプローチにもなり、悩み改善にも役立つので、安価で手軽なアンチエイジング対策になるでしょう。
①
洗顔に用いる卵は、必ず新鮮なものを使用しましょう。
古くなった卵白で洗うとかゆみが出てしまいます。
より効果を実感するポイントとして、分けた時に出るさらさらとした卵白ではなく、卵黄にくっついたプルプルとしている卵白を使用することをおすすめします。
②
メイクを落とした後の肌に、取り分けた卵白を塗ります。
卵白はつるんと落ちやすいので、腰を曲げ、顔と手を平行に、片方の手で塗り、もう片方の手で落ちる卵白を受けながら塗布するなど工夫してみて下さい。
③
全体に塗ったらくるくると優しくマッサージをし、馴染ませていきます。
プルプルとした手触りの卵白がするっと軽くなってきたら、皮脂汚れの乳化のサインです。
最後にぬるま湯で充分に洗い流してください。
特に生え際には残りやすいので、丁寧にすすぎましょう。
④
このまま水分を拭うと、ピンと張ったお肌になります。
もっとしっとりさせたい場合は、洗顔後の顔にはちみつを塗っ
て、顔全体にのばし、再度、冷たいぬるま湯で洗い流してください。
卵白自体に保湿力があるため、必要な潤いを奪うことなく洗える素材とも言えます。
洗顔後は、基礎化粧品で肌を整えてください。
・卵白洗顔の注意点
特別この肌質は合わないというのはありませんが、オイリー肌で皮脂の分泌が多い場合は洗い上がりに不満があるかもしれません。
卵白には天然の界面活性作用がありますが、洗浄力の強い合成界面活性剤とは異なるので、程よく油分を残した洗い上りになり、肌への負担は少ないと考えられます。
そのため比較的敏感肌の人でも使いやすいでしょう。
実際に、卵白洗顔を提唱している白河三來先生は、ニキビに悩んだ時期に卵白洗顔を始めたことでそれが改善したそうです。
天然成分ということで、ニキビ悪化のリスクが少ないこともうれしいポイントです。
まずはお料理で卵白が余ったときに、試してください。
洗い上りはつるんとすべすべなのに、しっとりもちもちとした肌触りに、虜になるはずです。
まばたきしづらくなる、充血しやすくなる、まつ毛が乱れる、黒目が小さくなる、黒目が離れる、白目にシミができる。
これらの6つは瞳の老化のサインです。
現代人はスマートフォンやPCの画面を長時間見ることで目を酷使しがちですが、そういったストレスが老化スピードを早める原因になります。
さらに、紫外線やタバコの煙、加齢によって白目も徐々に黄ばんでいくのです。
それでは、どんな対策を行えば、美しく澄んだ白目を保てるのでしょうか。
白目は老化してしまうと、リセットするのが難しいといわれています。
実は年齢とともに進むこの黄ばみには、糖化が大きくかかわっています。
糖化とは、食事から過剰に摂取された糖質が体の中のタンパク質と結合し、変化を起こす現象のことで、細胞が劣化する原因となります。
白目のタンパク質と糖が結合すると黄色く変色し、「黄ばみ」として糖化の影響が白目にも表れます。糖化による黄ばみは白目の透明感を奪い、これにより老けた印象になってしまいます。
次に、輝きが減少します。
なんと白目も肌と同じように、年齢とともに白目の表面を覆う膜(結膜)がわずかにたるんでしまうということがわかっています。
このたるみが発生すると、涙が眼球の表面に均一に行き渡らず、光をきれいに反射できなくなってしまい、輝きが失われます。
少年や少女の瞳がきらきらしているとは言いますが、これは本当で、大人になるとあの頃の輝きが失われてしまうのです。
そして、くすみが生じます。
ストレス社会で生きる私たちにストレスはつきものです。
このストレスや疲労が溜まってしまうと、全身が緊張状態となり筋肉が凝り固まってしまいます。
すると、血行が滞り、それが原因で白目がくすんだり濁って見えてしまうことがあります。
それだけでなく、血行不良はまぶたのたるみや、クマの原因にもなり、より老けて見える原因になります。
・加齢で強膜線維が乱れる
いわゆる「白目」とは、眼球の角膜以外を覆う「強膜」のことです。
年齢と共にこの膜が厚くなることで白目の透明感が下がります。
さらに、加齢に伴うさまざまなダメージの蓄積により、内部のコラーゲンやエラスチン線織の配列が乱れた結果、濁りが出てくるのです。
・パソコンの長時間使用など目の疲れ
現代を生きる大人の女性にとってスマートフォンやパソコンは必要不可欠です。けれど間違いなく目を疲れさせ老化を早める原因になっています。
・紫外線や摩擦などの外的要因
紫外線が肌の老化を促すというのはご存じの方が多いと思いますが、実は目も同じことなのです。
白目も紫外線により老化が進んでしまいます。
また、目をこすってしまうなどの摩擦も老化を進めます。
・睡眠不足など生活習慣の乱れ
偏った食事や睡眠不足、生活習慣の乱れも、もちろん老化の原因になります。
健康で若々しい白目を保つために、通常のアンチエイジングと同じく規則正しい生活を送ることが大切です。
・就寝前のブルーライトを控える
就寝の2〜3時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控えるのを心掛けてください。
眼精疲労を避ける以外にも、就寝前にブルーライトを浴びることで、睡眠の質が低下するといわれております。
質の良い睡眠は美容液にも勝るといわれており、瞳のエイジングケアにも効果抜群です。
・疲れ目にホットタオルで血行促進
目が疲れてるなと感じたら、ホットタオルで目の周りの血行を促進させましょう。
血行が良くなることでむくみやくすみが解消され、疲労改善はもちろんのこと、若々しい印象の目に導くことができます。眼球は繊細なので、マッサージなどで強く押したりするのはいけません。
疲れ目だけではなくドライアイにも効果があるので、じっくり温めることで疲労を回復しましょう。
・食事でアンチエイジング
眼精疲労に効果的とされるルテイン、白目のたるみに効果があると言われているエラスチンを積極的に摂取しましょう。
ルテインは野菜に多く含まれており、中でもほうれん草はルテインを豊富に含んでいます。
また、エラスチンはスジ肉や手羽先に多く含まれています。
充血をケアするビタミンAが豊富な緑黄色野菜や、アントシアニンが豊富なブルーベリーなど紫色の食べ物も健康的な瞳に導いてくれます。
DHAが豊富に含まれるサンマなどの青魚もおすすめです。
その他にも、紫外線による白目へのストレスをカットするためにサングラスをかけるなど、日ごろの積み重ねで白目の老化対策をしていきましょう。
加齢とともに白目の黒ずみは、瞳のほうまで広がり、目に生気がない印象になります。
コンタクトレンズの使用なども引き金となり、瞳に十分な酸素が行き渡らなくなって充血をおこしている方も多くいます。
目に起こる多くのトラブルを解消し美しく保つためには、毎日の生活習慣を整え健康に過ごすことが大切です。食事や睡眠から改善し、いつまでもいきいきとした印象を与えられる目になりましょう。
「39歳で亡くなるまで肌の年齢は15歳の時のままだった」
そんな逸話もある、美肌のクレオパトラ。
そんなクレオパトラは死海のミネラル成分の全権を得て、彼女の命令のもとに医薬・化粧品製造所が建てられたという記録もあり、またタラソテラピーと呼ばれる入浴法をしていたとも言われています。
タラソテラピーは海水、海藻、海泥を用いる自然療法で身体機能の回復、安眠効果、デトックス効果やリラックス効果があります。
海洋療法とも言われるこの美容法は、現代でももちろん体験することが出来ます。
タラソテラピーとは、ギリシャ語で「海」を意味するタラサと、「治療」を意味するテラペイアを合わせた造語で、1869年にフランスの医師ドゥ・ラ・ボナルディエールによって命名され、ヨーロッパ各地へ広がったセラピーのひとつです。
その歴史は古く、古代ギリシャのヒポクラテスが温かい海水を利用した海水浴を発明したのが始まりといわれています。
またローマ時代、アリストテレスやプラトンといった当時の医師や哲学者たちが盛んに海水浴療法をすすめたことで海泥浴が考案されたり、裕福な人々によって海水浴場がつくられ、多くの異国人達が訪れたという記録などが残っているそうです。
フランスで長い歳月をかけて発達してきたタラソテラピー(海洋療法)は、生理世物学者ルネ・カントン氏の研究により海水を用いた治療法が確立され、1907年、最初の海洋診療所がパリに開設されました。
1916年、フランス医学アカデミーは「タラソテラピーとは海洋性気候のもとで海水・海藻・海泥を用いて行う自然療法」と定義づけ、医師の指導を受けながら人間の様々な自然治癒力を引き出す医学療法とされました。
元々は身体機能の回復・リハビリテーション・健康増進のための療法技術として発達しましたが、近年では、海藻パックや海泥、海水ミネラルを用いた美容法としても確立され、本場フランスでは幅広い年齢層の人々に親しまれています。
また予防医学やリハビリテーション、リラクゼーション、皮膚のトリートメントも高く評価されるようになり、さらに健康的なダイエットやフィットネス、美容分野などでも取り入れられるようになりました。
タラソテラピーは10種類の療法に大別されています。
なかでも、海水入浴療法(バルネオテラピー)は、全身の皮膚から直接ミネラルを取り込むことができるため、最も重要な施術といわれています。
今回は代表的なもの3つをご紹介します。
・海水入浴療法(バルネオテラピー)
海水入浴療法では、海水に含まれているイオン化されたミネラルなどの栄養素を全身の皮膚から直接取り込むことができます。
タラソテラピーの中で最も重要視されている療法の1つです。
人間の体にとって欠かすことができない5大栄養素の1つであるミネラルは生体内の有機物と結合し、身体の各部位に存在しながら、生命維持のために重要な役割を果たします。
その結果、身体の活性化、体質改善、痩身、体調調整、痛みの軽減、皮膚の保湿作用など様々な効能・効果をもたらします。
ミネラルは酵素と結びついて代謝を手助けしているので、ミネラルが損なわれると酵素は本来の働きができなくなり、代謝が悪くなるとも言われています。
定期的に海水入浴療法を行うことによって、体のバランスを維持することができます。
・海藻療法(アルゴテラピー)
海藻療法とは、海藻そのもの、または海藻を加工したものを利用した療法です。
海藻に含まれるヨードは体のリズムを整える効果が期待できます。温めた海藻ペーストを体に直接塗ることによって、老廃物の除去や脂肪の分解に働きかけることが可能です。
海藻は、海水中に含まれるミネラルを貯蔵し、ビタミンなどの栄養素を生成します。ミネラルやビタミンのほか、アミノ酸、多糖類、たんぱく質、フィトホルモン等を豊富に含み、健康増進や痩身作用に優れた効果を発揮します。
肌に対しては、ハリとツヤを与え、なめらかに整えてくれます。また、海藻に含まれるヨードは、脂肪分解や老廃物・毒素の排出を促します。
・海泥療法(ファンゴテラピー)
海泥を全身に塗ってパックする海泥療法は、エステでは定番になりつつある療法の1つです。海泥は長い時間を掛けて蓄積されたミネラルの沈殿物であり、有機物を豊富に含むため、鎮静や殺菌、保湿効果を期待することができます。
温めた海泥は、局所的な痛みの緩和およびミネラルの吸収に効果的です。
熱保持力作用があるため、リンパ液や血液の流れを促進し、毒素の排泄を促します。
また、筋肉をやわらげたり、神経痛にも効果があります。
海泥は非常に吸着力が高いため、肌の老廃物を排除する際に役立ちます。美容のコンディションをキープしたい方には、おすすめの療法です。
海の恵みを利用したタラソテラピーには、体にうれしいさまざまな効果が期待できます。
海水や海藻、海泥など、海にある資源を活用することによって、本来人間が持つ自己治癒に働きかけます。
海水に含まれるミネラルには細胞の活性効果が期待でき、滞りがちな体のリズムを高めることが可能です。
体のリズムを整えるタラソテラピーは、冷え性で悩んでいる方にもおすすめです。
海の成分は人間の体内と非常に似ており、体に浸透しやすいといわれています。肌が必要とする栄養素を肌細胞の深層部までなじませやすい状況にします。肌のきめを整える、美肌効果が期待できます。
自宅でできるタラソテラピーに、海水入浴療法(バルネオテラピー)があり、簡単に再現できます。
1.まず天然塩を用意します。
海水の塩分濃度は3~3.5%なので、家庭のお風呂の場合は、少なくとも水1Lに対して8g(0.8%濃度)の天然塩を入れましょう。
2、お湯の温度は、ぬるめの37℃に設定し、20~30分くらい、うっすら汗をかくまで入ります。
半身浴の要領で、天然塩の成分を肌から吸収させる気持ちでゆっくりと入ります。
更に効果を上げる裏ワザとして、用意ができれば海水と同じ濃度の塩分の水を霧吹きで作り、顔や体に散布してみましょう。
3、波の音や潮の香りを再現するために、防水プレーヤーで波の音を聞いたり、海の香りのソープなどを使用してみましょう。
市販のバスソルトでも再現できますが、海水療法(バルネオテラピー)を体験するには、天然塩のバスソルトが必須です。
天然塩のバスソルトとは、塩化ナトリウムを主成分としたもので、塩の産地によって効果・効能が異なりますが、主に保湿効果や老化した皮膚細胞を剥離しやすくする効果があります。
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)のバスソルトは、バスソルトとはいいながら塩を含んでおりませんので、是非、天然塩のバスソルトでお試しください。
タラソテラピーを日常のご褒美として取り入れ、日々の疲れを癒し、体の内側からインナービューティーを目指しましょう。
30兆の細胞からなる人体の上にはそれとほぼ同数の細菌が生息していると言われております。
実際私たちの皮膚表面や毛穴の中に、約20種類、数100兆個の常在菌が生息し、この菌が肌の状態を左右しております。
常在菌は「雑菌」として見過ごされがちではありますが、実は皮膚を守る良い働きをしてくれています。
私たちの皮膚に存在する常在菌とは、皮膚の表面でいつも活動をしている菌のことです。
これは、年齢・性別に関係なく誰もが持っている菌であり、この菌の活動によって皮膚は健やかに保たれています。
また、この常在菌は「汗」と密接な関係があり、驚くことに「汗」は肌を守る働きがある、表皮ブドウ球菌の栄養になります。
「汗」の中に含まれる抗菌ペプチドは皮膚表面で悪影響となるバクテリアの発育を抑え、適正な菌の発育に貢献し、バランスを整えてくれます。
皮膚の常在菌が安定していると、皮膚の病原菌の侵入を抑え、肌のバリア機能を保ち、皮膚刺激から肌を守ってくれる働きがあります。
しかし、この常在菌のバランスが崩れた結果、肌の抵抗力が弱まり、通常では無害である菌が、炎症や発疹などの皮膚トラブルの要因に繋がります。
大切なことは3種類の菌のバランスを一定に保つことです。
常在菌の種類は、大きく分けて善玉菌、日和見菌、悪玉菌の3種類です。
・善玉菌
肌にとって、有用なことをしてくれる菌です。
善玉菌の中でも代表的な「表皮ブドウ球菌」は、人の多くの皮膚に最も多く存在します。
皮膚にうるおいを与え、乾燥を防ぎ、外部からの刺激から守ってくれる効果があり、すこやかな肌作りに役立ちます。
・悪玉菌
増えすぎると肌にとって、有害なトラブルを引き起こす菌です。
悪玉菌の中でも代表的な「黄色ブドウ球菌」は、かゆみや肌荒れ、肌の乾燥を引き起こします。
また、アトピーの一因でもあります。
この菌はアルカリ性の環境下を好み、肌の弱酸性を保つ役割である善玉菌が少ないと増える傾向があります。
・日和見菌
健康な状態だと善玉菌的な働きをし、常在菌のバランスが崩れ悪玉菌が増えると、悪玉菌的な働きをする菌です。
日和見菌の中でも代表的な「アクネ菌」は、普段は保湿機能を高める役割をもっています。しかし、ストレスなどバランスが崩れ皮脂が増えると脂肪分の多い場所に定着し、毛穴の中で増殖してニキビの原因となります。
善玉菌である「表皮ブドウ球菌」は、24時間休むことなく肌のために働いてくれる菌であり、「美肌菌」として注目されています。
「美肌菌」は、生まれたときに家族など周囲の人からもらい受け、顔の表面1平方センチメートルにおよそ2千個~2万個が常在します。
この菌は肌に潤いを与えるグリセリン関連物質を分泌する、肌荒れやアトピー性皮膚炎を引き起こす黄色ブドウ球菌を退治する抗菌ペプチドを生成するなど、肌を守る大切な役割をしています。
「美肌菌」が多いほど、肌の水分量が増えてキメが整い、保湿力が高まり、老化・シワなど、肌のさまざまなトラブルを解決してくれます。
「美肌菌」は表皮のいちばん外側にある角質層の表面や隙間にすんでおり、厚さわずか0.02ミリの角質層がうるおっているかどうかにより、肌の美しさが決まります。
年齢によって増減はしませんが、スキンケアの方法によっては大きく減ることもあります。
紫外線・肌の乾燥・洗いすぎ、こすりすぎ・バランスの悪い食事・睡眠不足は皮膚の常在菌を育てる上で大敵です。
皮膚の常在菌のバランスが安定していると、皮膚刺激から肌を守るなど様々な役割を担いますが、このバランスが崩れると、肌の抵抗力が弱まり、通常無害の菌が、炎症や発疹などの皮膚トラブルの要因に繋がります。
私たちの肌は日々、皮脂や油分を分泌したり、菌にとってエサとなる化粧品を外から加えたりしています。
だからこそ、毎日不要なものはしっかり取り除き、残しておきたい常在菌は守り、バランスよく肌を育てていきましょう。
肌を健やかに保つためには「美肌菌」が生息できる、うるおいのある肌環境を、スキンケア等で整えてあげることが最も大切です。
近年、お肌や内臓など、全ての細胞や組織の老化の原因が活性酸素にある、
という可能性が多くの研究者たちにより明らかになってきました。活性酸素が多く体内に発生すると、
しみ、しわ、たるみなど肌トラブルを引き起こす原因になってしまうのです。
そこで今美容業界のみならず、医療業界全体で最も注目を浴びている成分が、フラーレンです。
・高い抗酸化力
フラーレンの特徴は、その高い抗酸化力にあります。
抗酸化作用で有名なビタミンCの172倍もの抗酸化作用が確認されているのです。
・長期持続性
フラーレンはビタミンCなどの他の成分が盾のような役割で酸化を防止するのとは異なり、
活性酸素を吸着して無害化するという特別な働き方をします。
これにより、長時間の抗酸化作用が可能になっているのです。
さらに、フラーレンは他の有効成分の酸化も防いでくれるので、
他の有効成分の働きも助けます。例えば、ビタミンC誘導体は
フラーレンと一緒に使うことでコラーゲンの産生量が1.3倍になるのです。
・美白効果
シミの根本的な原因である活性酸素を取り除き、高い美白効果が期待できます。
・しわの改善
しわの原因は、紫外線と乾燥にあると考えられています。
紫外線により活性酸素が発生すると、コラーゲンの分解が促進されます。
コラーゲンが分解されると皮膚がたるみ、シワになるのです。
この活性酸素から肌を守り、新しい綺麗な細胞を生み出すことで、しわの改善につながります。
・毛穴改善
毛穴が目立つ原因として、過剰な皮脂分泌や皮脂の酸化、
炎症による黒ずみなどがあります。
これらの肌トラブルもまた、活性酸素によって引き起こされているのです。
したがって、毛穴の改善も、
抗酸化力をもつフラーレンによって効果的に治療が可能です。
・他にも、ニキビ改善、赤みの改善、保湿効果などが認められています。
フラーレン化粧品原料を規定値(1%)以上配合した製品にのみ、
ロゴマークを付けることができます。
特に、100%植物由来フラーレンが配合されている場合、
こちらのNatural Fullereneマークをつけることが可能で、
フラーレンの効果が実感しやすい推奨濃度で配合されている証でもあります。
YOUGAシリーズには、ロゴマーク許可使用基準の約3倍のフラーレンが含まれています!
“コラーゲン”が、肌のハリ・弾力を保つために重要な役割を果たしていることは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
加齢に伴いどうしても減少してしまうコラーゲンをどうすれば取り戻せるのか。
若く美しい肌を保つための研究は、美容業界で、最も重大な課題の一つです。
そしてついに、コラーゲンを取り戻す、ヒントとなる物質にたどり着きました。
それがこの、エクソソームです。
エクソソームは、幹細胞から分泌されるカプセル状の物質です。
大きさは約1万分の1㎜で、細胞間の情報伝達の役割を担っています。
コラーゲンは真皮の線維芽細胞がコントロールしているのですが、その線維芽細胞を作り出しているのが、真皮の幹細胞です。
そして、真皮幹細胞から分泌されるエクソソームを線維芽細胞に直接取り込ませたところ、コラーゲン生成が最大6倍まで増加することが確認されています。
つまり、エクソソームを線維芽細胞に届けることより、コラーゲンを肌自身が生成することが可能なのです。
エクソソームはそもそも、幹細胞から分泌される物質で、多くのグロスファクター(成長因子)と共に機能しています。
したがって、幹細胞培養液などの美容成分との相乗効果により、コラーゲン生成のみならず、肌の再生自体に効果を発揮します。
臨床試験では、幹細胞エクソソームを肌の線維芽細胞に与えたところ、細胞増殖が最大80%増加することも分かっています。
赤ちゃんの肌はきめ細やかで美しく、シミ一つありませんが、年齢を重ねるごとに、シミやしわ、くすみ、たるみなどの肌トラブルが増えてきます。
これは、肌細胞の再生・修復能力が衰えてしまうからです。
幹細胞美容ではこの、肌の持つ本来の能力を取り戻すことを目的としています。
従来の「補う」ことを目的とした対症療法的なスキンケアとは根本的に違い、肌細胞の再生・修復能力といった機能自体を改善し、「肌を再生する」ことを目指しているのです。
そもそも「幹細胞」とは、新しく細胞を作り出すことができる、肌など体の組織のおおもとになる細胞です。
特徴として、自分と同じ能力を持つ細胞に分裂し増やせる(自己複製能)だけでなく、自分とは異なる働きをする細胞を生み出す(分化能)という能力を持っています。
再生医療の現場では、この新しい細胞を作り出す能力を応用し、乳房の再建やスポーツ選手の膝軟骨再生などで多く実用化されています。
幹細胞美容で使われているのは、幹細胞を培養する際に使用される、培養液のエキスです。
幹細胞培養液には、幹細胞が分泌する様々な成分が大量に溶け出しています。
中でも、高いアンチエイジング効果が期待できるサイトカイン(細胞を活性化する物質)や成長因子(細胞の増殖や分化を促進する物質)が豊富に含まれていて、これらの成分は、幹細胞を働かせる信号を送る役割を担っています。
人は加齢により細胞の働きが弱くなりますが、これらの成分が細胞を活性化させる信号を送ることで、肌のターンオーバーを促し、肌を生まれ変わらせるのです。
幹細胞の種類は、大きく分けてヒト幹細胞、動物幹細胞、植物幹細胞の3種類です。
人間の細胞の表面には、その細胞の特定の機能をスタートさせる “レセプター”というカギ穴のようなものが多数存在します。
このレセプターに鍵の役割をする成分が結びつくことで細胞が機能し、肌などのもとになるタンパク質が作り出されるのです。
ヒト幹細胞培養液には、その穴に合致するカギになる成分(成長因子や活性物質)が豊富に含まれているため、最も高い効果が期待されています。医療分野で多く実用化されているのも、このヒト幹細胞です。
ヒトの皮膚幹細胞と構造が似ている羊やブタ、馬などの動物から採取されます。
ヒトの皮膚に塗布して細胞の活性化が期待できると言われていますが、体質によってはアレルギーを発症する可能性があり、安全性の面から国内ではまだ流通していません。
植物由来の幹細胞は、様々な細胞に分化させる能力(多能性)を持っています。
しかし植物幹細胞にはヒト幹細胞のように鍵と鍵穴のような仕組みがないため、効果も限定的であると考えられています。
その他高い抗酸化力・保湿力が期待できます。
幹細胞培養エキスが細胞を活性化させることで、幹細胞の働きを助け、肌の再生能力自体をよみがえらせることが期待できます。
幹細胞の活性化により、真皮では線維芽細胞を増殖・活性化し、丈夫で新しい肌が作り出されます。
さらに表皮では表皮幹細胞に表皮細胞を量産させて、正常なターンオーバーへと導き肌を再建します。
肌トラブルの改善といった従来の化粧品と大きく異なり、「トラブルのない肌を生み出す」という次世代のスキンケア化粧品なのです。